いつまでもニート生活はヤバイとか。仕事探さないと思うものの、過去に仕事を辞めた経験から自信喪失。
求人雑誌から電話応募するのも億劫になって、最初の一歩すら踏み出せず。社会が怖い。
という状況になってしまうことは、以前の僕もよく悩まされていたので、今の社会では珍しくないこと。
一般転職サイトの言う就活論とか見ても、自信がなくなったニートや引きこもりの人にとっては、目まいがするほど息が重く感じますね。
だから全て真に受けて取り入れようとしなくていいです。
僕自身もニートだった経験もあるけど、世間が言うダメ人間が無理なく生きていくにはどうしたらいいか、今でもガチで考えてるぐらい。
で、本題入りますが、ニートにとって心強そうな制度を見つけたので、そっちも検討してほしい。
引きこもりニートを卒業したい人が、無理やりじゃなくて、
就職後もどうしたら仕事を続けていけるようになれるのか、そう考えながらこの記事を書きました。
「仕事能力開発制度」で、安定的な継続をできるように自信をつける
仕事能力開発制度は、39歳までの人が利用できると言われていると。(一部、中高年の人でもOKな制度もあり)
転職教本というより、何かの就職教本にも書いてるかと思います。
仕事能力開発制度の種類の中には、
・インターシップ制度
・実践型人材養成(雇用型訓練)
・地域若者サポートステーション
というのがあってですね。
「いきなり就職目指すっていうのも、気が重いなぁ」っていうのであれば、この制度も検討してみるのもいいかなと。
インターシップ制度について
「インターシップ制度」は、インターシップ対象の会社があれば、そこに体験入社して、短期間であるけれど実際の仕事をやらせてもらえます。
もしくは雑用であるものの、実際の仕事内容を自分の目で見ることができるし、働きぶりがOKと認められれば、本採用の誘いもある場合も。
雇用契約を結ばないで就労体験として臨むだけでも、少しはプレッシャーは減るだろうし、体験するだけでも何かしら自信が身に付くことがあるかと思います。
基本的に、インターシップ制度の企業を紹介してもらうならハローワークから。
実践型人材養成システムについて
「実践型人材養成システム」とは、雇用ではありながらも、
教育機関での座学の授業と、企業内での実習訓練を組み合わせた、実践的な教育制度が導入しているのが特徴。
こちらもハローワークで、「雇用型訓練を実施している企業の求人はありますか?」とか聞いてみるといいです。
あとは、自分のやってみたい職種で「実践型人材養成養成システム」を取り入れてる企業が見つかるかどうかだけど。
地域若者サポートステーションについて
全国に160ヵ所以上も設置されていると聞きます。
なかなか求人応募などに踏み出せないでいるニートの人に、自立支援を行っている相談窓口。
職業カウンセリング、就活セミナー、就労体験もさせてくれるし、何よりも、同じニート同士の交流もできるから、仲間作りもできるんじゃないかと。
バリバリの社会人や親に言ってもわからないこととか、似た者同士で悩みを共有し合えるのがいいと思う。
厚生労働省が認める優良認定マーク付きの企業を探す
ニートの人が闇雲に、「年齢不問」「経験不問」「未経験歓迎」とかの求人を探しているとですね、
パワハラ上司やブラック環境とかの悪い職場に当たって、簡単に挫折してしまうことも珍しくない。
なので、厚生労働省が認める優良企業を探すのがいい。
優良認定された企業とは、労働環境・労働時間・労働改善の取り組みなど、一定の条件を満たして申請することで、厚生労働大臣から認定されるという話。
求職者に対してのアピールにもなると。
認定マークにも色々あって、
・くるみんマーク(子育てサポート企業)
・えるぼしマーク(女性活躍推進企業)
・ユースエールマーク(若者を応援する企業)
・安全衛生優良マーク(安全・健康確保の企業)
・トモニンマーク(介護と仕事の両立できる企業)
などあるんですが、
その中でもニートの人にとっていいのは、「ユースエール」とか「安全衛生優良」の企業を探すのがいいと思います。
人間関係までいいかどうかなんていうのは、そこまで保証できないけど。
ユースエール認定マークとは

若者を応援するイメージのマークですが、35歳未満の若者を対象。
・直近3年以内の新卒者の離職率が20%以下
・月平均の残業60時間以上の正社員ゼロ
・有給休暇の年平均が取得率が70%以上
といった、雇用される若者にとって労働環境が良いとされる条件など。
ワークバランスも良くて、長く働けそうな職場を求めるなら、ニートの人でもユースエールマークの付いた企業を探すべき。
ユースエール認定企業を探すなら、「若者雇用促進総合サイト」というとこで探せます。
安全衛生優良マークとは

従業員の安全や健康管理や対策に、積極的に取り組んでるとされる企業。
体の健康だけでなく、他にも細やかな、メンタルヘルス対策や過労労働対策や受動喫煙防止など、
積極的に考えて動いてくれるそうなので、少しは期待してもいいと思う。
まだ、安全衛生優良マークの企業は現在のとこ少なめなんだけども、これからの時代なら、もっと増えてくると予想。
一応参考として、「職場のあんぜんサイト」というページにある、「優良企業と取組内容のご紹介」をクリックして見てみるのもいいです。
早くニート卒業したいなら、就職支援サービスから求人探し
就職支援サービスでも、ユースエール認定企業の求人を扱ってることが多いです。
キャリアカウンセラーが内定を取れるように、応募書類や面接指導をしてくれるのはもちろん、
何より、ハローワークや求人雑誌よりも、厳選した優良求人を多く扱ってるので、自分に合った企業を紹介してもらいやすいのがメリット。
求人を紹介する側は、「しばらく無職だった人が、すぐ仕事辞められたら困るなぁ」って懸念してるんですが。
求人採用に掛かるお金も高いし、企業先との信用問題に関わってくることだし。
しかし、そんなニートでも味方してくれる就職支援サービスだってあります。
実際に、就職支援サービスのスタッフが企業内部の職場環境を調査したり、離職率や法定外労働時間がどれくらいかなどデータを調べてます。
なので、ニートでも続けられる求人を厳選し、紹介してくれるのでご安心を。
ネットから就職支援サービスに登録し、適した求人を紹介してもらうというのも、今はもう王道なパターンの1つです。
【おまけ】ニート男性は女性と遊んだり、彼女探ししてみるのも脱出論の一つ
男性側としての視点だけど、転職教本でこんなこと書いてたら変ですね。
では、なんで女性と関わったほうがいいっていうのか?
なんでかっていうと、男性が凄くエネルギーを発揮する時って女性と関わってる時だから。
出会いがないとか、引きこもりの人は、マッチングアプリとか使うのがいいかな。
「いや、まずニートの男なんか相手にしてくれる女なんていないだろ」って思うかもしれない。まぁ確かに。
逆バージョンの「無職の女性でも良い!」と言ってくれる男性はそれなりにいるけど、
20代半ば近くになれば圧倒的に、ニート男性は、多くの社会人女性や結婚適齢期の女性からは見向きもされない。
「仕事してない男」=「彼女持つ資格なし&恋人からして恥ずかしい」という風潮。
いや、でも別にその逆からでもいいと思ってるんですよ。
・「彼女ができた」⇒「彼女と遊べること増やすために仕事を探そう」
・「彼女に元気づけられた」⇒「彼女とずっといれるように頑張りたい」
というパターンもあるし、人によるけど、ニートを卒業したい男の気持ちをより強くさせてくれるっていうか。
大抵の男はワクワクしたりしないと、何やるにしても活力って出ないもんです。
だからどうやって、ニートを相手にしてくれる女性を探すのか? って思いますね。
地域若者サポステにでも、気の合いそうな人がいればいいんですが、やっぱりネットです。インターネットで幅広く異性を探せるから。
ニートの人でも相手にしてくれる女性っていうのはやっぱり、似たような状況にいる女性なんですよね。
例えば、同じ引きこもり女性だったり、休職中の女性だったり。退職経験が多い女性だったり。
そんな「弱みを醸し出してるな」っていう要素とか、文章から判断していく。
マッチングアプリなら、色んな女性を眺めては、プロフィール文に「無職」とか書いてる人を探して。
あと、自分のプロフィールの職業の欄とかに、怖いなら無理に「無職」とは書かなくてもいいだろうし(笑)
同じ境遇を持つ者同士、傷を癒し合おうというわけじゃないですが、
挫折経験のある女性なら気持ちがわかることも珍しくないので、否定しないで癒してくれる人もまぁいたりします。
もしくは、「仕事辞めたいなぁ」って言っても、「そうなんだ」とだけしか返してくれない女性とか、無理強いさせるようなことを言う女性は少ない。(経験則で)
まぁ引きこもり年数が短い女性だと、結婚意識が強くて、ちゃんと働いてる人が良いって人もそれなりいますが。
女性にもよりますが、少なくとも挫折経験のある仕事してない女性が「早く仕事探せよ!」って言ってくるのはよっぽどです。
個人的な話をちょっと言うと、僕もニートを抜け出すことができたのは、外国人の彼女ができたキッカケで。
当時、彼女は仕事をしていたけど、幸い、仕事をしてなかった僕を受け入れてくれた。
それもあってか、英語の勉強にもやる気が出たし、一緒に暮らせるようになるためにも、「仕事を探そう」って頑張ってこれたから。
長くなるからここで終わり。
ニートを早く脱出したい人にとって、何か参考になったものがあったならいいなと思います。
※仕事に対しての物覚えに自信ないと感じる人は、こちらも参考↓
