なぜか辛いというのは、身体的なことじゃなくて、
精神的に何か不安で苦しいようなことを言っています。
情緒不安定のこと?って思ってるかもしれない。
悲しくないはずなのに、なぜか涙が流れ出てくる。
とくに理由も何もないはずなのに、イライラする。
得体の知れない何かに、不安に駆られて苦しくなる。
「こんなの他人から見れば、大して辛くないことだ」
なんて自分に無理やり言い聞かせても、それでもなぜか辛いと感じてしまうのは。
同時に、何か新しいことを始めてみようと思っても、
その気になれなくて、自分でもどうしたらいいかわからなくて、
迷宮にハマって出口がわからなくなって、ずっと彷徨ったまま。
もしあなたも、よくわからないけど、
なぜか気持ちが落ち着かなくて、困っているなら。
それ、もしかしたら、あなたの脳という貯金箱に、
日々のマイナス感情ばかり入って、あふれ出てきてるかもよ。
ちょっとメンタルクリニックに行こうかと考える前に、
精神的に辛いとか不安と感じてる何かを突き止めて、
ある程度、自分でも対処できる考え方を伝えます。
それでも毎日なぜ辛いのかわからないのなら、
医師や専門家に相談しようっていう方向で。
なぜか辛い、苦しいと感じる原因の正体は何?
何か映画にでも没頭して、気を紛らわそうとしても、
なぜか、まだまだソワソワするはなぜ?
不安がいつまでも消えなくて、それが辛いという場合。
あなたの日常生活を振り返ってみてほしい。
嫌なものは嫌、潜在意識からの訴えのサイン
例えば仕事でいうと。
本当はやりたくないのに、心に生じている不協和を無理やり、
「楽しいことなんだよ」と、暗示でねじ伏せてないかです。
「疲れる仕事だけど、まぁ別に慣れたけど」
なんて思っていても、心(脳)は正直です。嘘はつかない。
嫌なものは嫌!
純粋に楽しいからでやってるのならいいけど、
褒められるだけの目的でやってる人はまずいない。
サウナの中の終わらない我慢大会のように、ただの我慢は嫌っていうね。
ただ、潜在意識というのは、自分ではなかなか自覚できないことも多々です。
自分自身が気づいてない価値観や、心の深層にある本音を忘れていることは、
僕だって生きていればたくさんあります。
・本当は、恋人といたいのに「別れて正解なんだ」と何かと理由付けて、今もずっと自分に言い聞かせてる
・本当は、やりたいことができるのに、自分はやってはいけないと抑圧してる
・本当は、欲しいと思えば手に入るのに、自分にそんな資格がないと制限してる
・本当は、自分をさらけ出したいのに、出来てる自分を演技しすぎて疲れてる
「他人からどう見られてるか」を考えすぎて、疲弊しちゃってる人多いです。
極端な話、安い服でもデザインが好みなのに、ブランドものの高い服じゃないと嫌だとかね。
別に生活費で苦しくなっても、それでも「自分は幸せだ」と言い張るなら、それでよしなんですが。
「チヤホヤされたい」も本心なのかもしれないけど、
まずは、他人が目がどうこうじゃなくて、
それが本当に好きか、やりたいことなのか、何度も自分に問いかけてくれと。
例え、自分にはなくて他人にはあってとか、
羨ましいものを持ってても、幸せそうに見えても、
それはあなたから見た視点。
本当に幸せなのかは、本人にしかわからないこと。
それは、積み重ねられてきた、小さな感情の固まりのサイン
何か一瞬でも感じた小さな感情でさえ、散りに積もれば、やがて大きなものに。
毎日毎日「仕事行きたくないぁ」という、些細で日々のストレスや不安が、
個人差はあれど、遅かれ早かれ精神疾患として、表れてしまうのもその例だよ。
仕事のことだけじゃないですよ。
他にも例えば、夫婦やカップルにしても、
「束縛されても別に平気」なんて言ってたのに、
「もういい加減ほっといて!」なんて突然キレだして、
破局の危機にさらされることも珍しくないですよね。
経験前では、想像だけで「別に大丈夫だろう」と思ってしまうけど、
経験中や経験後だから、初めて自分にとって嫌なものだと気づくことは、
当たり前のように聞こえるけど、自然の摂理なこと。
問題は、小さいけど嫌な感情すら無視して、それをさも、
「これも試練なんだ」「いつかは慣れる」
「寛容にならなきゃ」「こんなの大したことない」
と、自分で自分を洗脳するように言い聞かせてること。
ある日、特に何もないのに、「何かがおかしい、なぜか辛い」とか、
「なぜか調子悪いなぁ」に繋がってるといっても、それは過言ではないんだ。
だから、日常で些細でも感じた感情を、大小なり自分で汲み取ってあげれるかが肝心。
あともう一つ、
ニートの人は「嫌なものはやりたくない」と、
自分の気持ちに正直な人多いからそこはいいんですよ。
ただ「将来どうなるんだろう」とか、
「また新しい仕事もすぐ辞めそう」とか、
そんな日々のマイナス思考が蓄積されています。
不安のことで頭がいっぱいだから、身体が暇でも、結局何も手もつかずなんです。
周りがどうのこうの言っても、ニートも忙しい。
辛い不安を感じなくなるためのTIPS
「精神的になぜか辛い」というのは、その一つに、自覚できていない不安もそうです。
だいたいは、未来の不安さえ何とかできれば緩和されるはず。
もし、過去の記憶がくるくるメリーゴーランドみたく思い出して、「それが辛いのかなぁ」というのなら、
こちらの記事を参考↓

せっかくだから、ここまで読んできたあなたには、
僕が身に付けてきた不安解消法を、もう少しスクロールして見てってください。
休んでもいいと自分に許可を与えてやる
人生のうち楽できる手段あったら、遠慮なく利用しましょう。
苦しまなくても、楽しく生きている人が増えてきてることだし。
疲れたら休んでよろしい。人間だもの。
「嫌なことでも慣れる!」と言う人はいますが、
楽しい感情もない日々に、嫌な感情だけが続いてる時点で、
それはもう慣れなんかじゃない。
学校の部活動でいえば、3年間のうち、
「何の成果なし」&「怒哀苦」だけで続けるようなもんです。
喜も楽もない、ハードな練習だけ強いられるものなら、そんなのタダの地獄生活。
2年生3年生と上がるにつれ、「もう部活やりたくねぇ」と精気がなくなってる生徒と一緒。
部活にガツガツのめり込んだことある人ならわかりまりが、
「部活行きたくない」と逃げ出したくなる日々があったように、
「仕事行きたくない」も似たようなもんです。
給料の喜びに感じられなくなった日々の、
虚しく、嫌な感情の積み重ねが、体の不調として現れてくるってこと。
習慣は、良いことも悪いことも積み重ねてしまう。
「一歩ずつ進んでいる自分」を想像もしてみる
「何も心配することないって!」なんて言っても、納得しないでしょう。
「そうなったらどうしよう」とか、いつも悪い未来ばかり想像することにフォーカスしてると、
他のことに頭が回らなくなって、思考が鈍くなったり記憶力が低下します。
まず、不安なことは「今自分は不安なんだぁ」と、
素直に受け入れるとこまではいけると思います。
不安になることは、別に悪いことだらけではないよ。
不安や恐怖っていうのは、そうなってほしくないシナリオを回避させるために、
アレコレ考えさせるための存在だから。
「しなきゃいけないこと」まではわかることができても、
焦って何とかしようとすると力尽きてしまって、
また元の状態に戻ってしまうなんてこともあるからさ。
ダメな自分を受け入れていいけど、ダメな自分に厳しくしなくていい。
なので、成し遂げない目的でも、焦らずスローペースでもいいから、
「やっとここまでできたか」っていう遅い成長でも、
そんな自分を許し、褒めてあげよう。
自分で自分の首を絞めてた手が、少しでも緩まるはずだから。
ゆるくでも一歩ずつやっていこうっていうスタンスのほうが、
仕事も練習も勉強も長い目で見れば、けっこう進行が大きくなる人も多いからさ。
そういうことだから、
肩の力抜きながらこの記事を仕上げました。
何か心のヒントとなるものが見つかればいいな。