哲学&思想

遊んでも楽しくないのは、ネガティブなことばかり考えてるから

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気分転換に友達と会っても、「なんか面白くない、時間を無駄にした」とか思ったことないかな?

もしかしたらそれは、心が疲れてきているんだと思う。

 

でもそのまま「しょうがない」とか「もうどうでもいいや」って諦めをつけていたら…

ホントに、そのままつまらない人生を送ることになるかもしれないよと。

 

「じゃあ遊んでも楽しくない気持ちをどうにかできるのか?」っていう話になるんだけれど…

元々あった楽しい感情を取り戻すためにも、心がけておきたいことを伝えようと思う。

まずは、楽しくないと感じる原因から考えてみようか。

 

遊んでも楽しくないと感じる3つの要因

「何しても面白い感じがしない。友達と遊んでも楽しくない…」

心も動かず、感動もしないってことは…

それは間違いなく、心が疲れているサインかなと。

 

1.いつも不安なことに囚われているから

  • 「このままじゃヤバイ」
  • 「貯金が減ってきている」
  • 「将来どうなるか不安」
  • 「今日もやるべきことができなかった」
  • 「明日こそはちゃんと資格の勉強を!」

 

人それぞれ複雑な事情があるけれど…

真剣だといっても、来る日も来る日もそんな不安ばかり考えていると、心の疲れが取れない。

たとえ体は忙しくなくても、頭が忙しいってことだから。

 

将来のことに向き合って、四六時中ずっと考えるあなたは素晴らしいよ。

でも、不安とか負の感情に囚われたまま毎日考え続けてたら…

さすがに面白いことも面白くなくなるよ。

「アニメ見るのが好きだったのに、今はアニメ見ることすらダルい…」となることも珍しくないから。

 

それがまず、遊んでも楽しくないと感じる要因の一つ。

とはいえ不安にある状況下では、頭でわかっていても気持ちの切り替えはナカナカできないよねと。

「早く仕事見つけなきゃ見つけなきゃ!」という状況だと、見つかるまでは落ち着けないだろうし。

 

2.いつも「やらなきゃ」と追い詰めすぎてるから

「仕事しないと生活ヤバイから」とか「やらないと怒られるから」などの強迫観念。

せめて、楽しさや充実感がセットで感じるものがあればいいんだけど…

「嫌だなぁ」という気持ちだけで生きていると、楽しいとか嬉しいとかの感情が忘れてきてしまう…

 

また、自分を甘やかさないためにも背水の陣を引くように、自分を追い詰める環境に置こうとする人も注意。

たとえば、ニートの人がいきなり一人暮らしをすると、かえって精神的な余裕を無くす。

確かに人間はヤバイと思えば、嫌でも体が動くけれども…

挫折して実家戻りするか、なんとか自立したはいいけど体調を崩すことが多くなった…っていうケースもあるから。

 

そのように、追い詰められた状況が何年も続くようであれば…

それはそれで、また新しく環境を変えるか、新しい出会いをするしかない。

 

3.共感してくれる人間がいないから

  • 親は自分の考えを理解してくれない
  • 親友と呼べるほどの共感者がいない
  • 恋人は辛い気持ちをわかってくれない

あなたの周りにどれだけ気持ちを分かち合える人がいるかな?

聞いてほしいことに乗ってきてくれないとかであれば、友達なのに虚しさを感じるだろう。

だから何かが通じ合ってないからか、自分の心だけどこか遠い所にあるような感覚に。

 

人ってみんな話したがりなもんだから、人見知りでも気を許した人には結構話すもんだよ。

でも一方的に、自分の話したいことだけ話してしまいがちな人も多い。

自分が話すだけ話したら、あとは「じゃあね」で去っていく人とかもよくいる。

酷いのは、相談を持ちかけても「しょうがない」とかで話をすぐ終わらせる人とかもいて。

 

自分の悩み愚痴を聞いてくれる人もいなんじゃ…

結果的に、相談できる相手がいないと感じるせいで、自分でため込んで孤立しまう

 

僕も友達と何やっても楽しくないと思ってた時期があった。

その友達はいつも自分の世界にだけ入り浸っていて、こちらの表情が暗いことすら気付かない。

それでなんか、自分だけ空回りしてるようで…

「なんか一人だけで虚しいな…」とため息が出ることが何度あったか。

 

感情を失わないための5つの心がけ

次に、自分なりに取り入れてる「人間として感情を失わないための5つの心がけ」を書いてみる。

上のほうで「何か自分に当てはまったものがあった」と思うなら、ぜひ読み進めてほしい。

 

1.無理なものは無理と諦めよう

失敗や負けてばかりの状況が続けば、誰だって面白くない。

「なんで失敗するんだろう」と考えて考えて、それでもまた、実行しては失敗する。

で、また自己嫌悪に陥ってネガティブモードにハマる…

これじゃ楽しいことも楽しいと思えなくなる。

 

最初のほうで「もうどうでもいいや」と諦めていると人生つまらなくなるよって言ったけど。

それは「他にやれそうなこともしようとしない」ならって意味で。

 

もし、どんなに頑張ってるのにダメだなぁ思うなら、いったん今のやり方を諦めて、新しいやり方に変えてみよう

いつまでも同じやり方に依存していても、先が見えないと感じることあるだろう。

「他の方法考えればいいや」と気軽に考えて、他のことにもチャレンジ。

 

2.希望を持てるように、小さな成功から経験する

「希望が持てない」とか「明るい未来なんてやってこない」と思うから、人生楽しめないってことになるんだけど。

「どうせ頑張っても無駄」「何やっても報われない」と投げ捨てやりになったこと、何度かあるだろう。

それはいきなり大きなゴールばかり目がいってしまって、小さな成功を見落としている可能性がある。

 

希望を持てるようにするには、目指したい夢や思い描いてるライフスタイルを明確にするのはもちろん。

それと同時に、障害となるものを一つ一つ簡単なことからシンプルに潰していくこと。

大切なのは、実現する力が「わずかながらだけど身に付いてきたなぁ」と意識すること。

 

時間があるなら時間がかかってもいい。

簡単なことから達成して自覚していけば、自信も一緒におのずと付いてくるから。

 

※人生お先真っ暗と感じるときには、こっちも読んでみるといいよ。↓

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人生お先真っ暗だと感じないように心がけると良いこと 人生に希望を見いだせない。希望の光が見えない。。。 なんかわかんないけど、今の生活のままでは、人生先行き真っ暗な感じが。。...

 

3.都合のいい人を演じるのはやめる

「他人に良く思われたい」と思って頑張る人も少なくない。

でもそれが、いつの間にか「他人のために自分を偽らなきゃ」と変わってて。

 

なんか疲れるよね? 他人のために自分の時間を犠牲にするのが。

楽しくないよね? なにより自分らしく生きれないのが。

 

あれもこれもと自分のやりたいことを制限してまで、他人のために自分を偽るのは、骨の折れる作業だよ。

もし「自分っていったいなんだろう…」と考え始めているなら…

いったん、その対象相手から離れてみると、自分を見つめ直すキッカケになるかもよ。

 

4.一人で思い詰めるのはやめる

「将来が不安でこのままじゃヤバイ」って考えてしまうことはよくある。

自分で考えてるけど、考えてるだけでなかなか行動に移せないこともよくあることだし。

 

状況を打破できないと時間を費やしてるなら…

いっそのこと、誰かに相談したほうが突破口もアイディアもすぐに見つかって頭がスッキリするかもよと。

どんな人でも、人に頼るって悪いことじゃないし、人間同士の繋がりこそ切り札だし。

 

親身になってくれる人は、案外身近にいるかもしれない。

どうしても相談できる人がいないなら、相談サービスを使うのもアリだと思う。

相談員によって得意な相談分野があるし、専門的なアドバイスをもらうことで行動できるキッカケにもなるはずだし。

 

※このページに様々な相談サービスを紹介しておいた。↓

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どんな複雑な事情もOK。人生相談したい人に専門相談所一覧 生きていれば、あれやこれやと悩むことがたくさんあります。 いくら自分で考えてもわからないことは、誰かに人生相談したいですよ...

 

5.忙しい人間になるのはやめる

休む間もなく、朝から夜遅くまでバリバリ働くことが人間として素晴らしいことだと思ってる?

それを何年も続けてたら、心だけでなく体も壊すよ。

心と体は一心同体だから。

 

体が壊れれば心も衰えるし、心が病めば体の健康も崩れるから。

何時間も精神を張り詰めてる時間、窮屈な時間ばかりが長いというのは…

それこそ、楽しい感情が嫌な感情によって撃ち殺されてる

それに自分を大切にできなければ、相手を大切にする余裕すらなくなるから。

 

年配の人達の中に、優しくない爺さん婆さんがいるのは、よっぽど厳しく余裕のない生活を強いられてきたからだろう。

でもそんな年配者に多いのは、いつも楽しくなさそうな顔してる。

スーパーでは、なにかと割引商品とにらめっこしているのを見かけるし。

楽しくないのは、自分の魂を喜ばせる人生を送ってこなかったからだと言える。

 

というわけで、仕事中でも誰もいないところで休む暇あったら、ためらわないで息抜きしてみよう。

ときには、ボーっと考える時間も必要。

結局は、自分を守れるのは自分だけ。

 

ただ言えることは「疲れたら休んでいいよ」

休めるときには休もう。

仮に病気になったら、誰が責任とってくれるのか。

精神的な病となれば、慰謝料払ってくれるケースは中々難しいだろう。

どちらにせよ、療養するハメになると身動きが取れなくなるし、もっと楽しくない生活になる。

 

とりあえず、本当にもう無理だと思っときには「無理しないで休もう」ということで。

せめて暇な時間があったら「遊びを楽しんでもいい」と自分に許可を与えよう。

時間があるのに「何かしなきゃ…」という感覚をオフにできないと休んだ気がしないからね。

 

こんな感じに、僕は自分にも甘いけど他人にも甘い。

失敗と恥が多い黒歴史だらけの人生を送ってきたからなのかな。

そしてこれからも「自分には甘くて他人に厳しい人間」にはならないように心がけてる。

 

なにか助言になったかどうかもわからないけど…

でも、僕が伝えたかったことをここで伝えることができたと思う。

 

ということで、パワフルな成功者の考え方についていけないと感じたら…

一度立ち止まって、ゆっくり考える時間に浸かろう。