今の生活が疲れてきたから、どこか遠くへ行きたい気分。でもお金があまりない。
毎日仕事ばっかりの日常に疲れて逃げたくなる気持ちが、人生に何度かありますよね。
言ってしまえば現実逃避なのかもしれないけど、思いつくまま行動を起こしたっていいんですよ。
いつもとは違った何かの行動を取るってことは良い経験なると思うので。
どこかふらっと知らない土地に行きたい。そんな気持ちを我慢する方法なんて、ここでは書くつもりはないので、その点はご安心を。
でも「失踪したい」じゃなくて「疾走する」と言って、どこかで消えずに戻ってきてほしいかな。
目的地はわからないけど「どこか遠く行きたいな」という人の気持ちに答えて、手助けになるようなことを書いてみたい。
「遠い場所でも、これだけ安く済ませる方法あるなら、こんな場所に行ってみたいな」って思いつくかもしれません。
「どこか遠くへ行きたい」という気持ちは静めるべき?
高校卒業時の頃の僕は、このような思いで過ごしてました↓
自分の周りにいる人間が嫌な人ばっかりで楽しいこともない。なんかもう自分の居場所がないし孤独。
心がズタズタで疲れたから、もう何もかも忘れるために、誰も知らない遠い土地か静かな場所で落ち着ける場所に行きたい。
逃げのつもりでいるのはわかっている。このまま宛てもなくどこかに行っても何の解決にもならないことだって。
でも今の状況から解放されたいのに、このまま苦しみと向き合い続けても、自分がおかしくなりそう。
迷惑ばかりかけてるぐらいなら、いっその事このまま消えてもいいかな。。。
↑こんな風に思いながら、僕は一時期、海外へ逃亡していたことがあります。
遠い海外まで行ってきて何を得てきたんだ?って言われれば、大したスキルも身に付かなかったとしか言えないけど。
まぁ少なくとも、人生観は少しくらい広がったかなって思ってます。
で、「遠くへ行きたい」って気持ちに対してなんですが、
「物事に逃げずに上手に向き合うべきなのです」
なんて僕は言わないです。
思うがままに行動に出たっていい。
逃げて逃げて、逃げてるうちに「自分というもの」がわかってくるので、目指すべき道が見つかることだってあります。
もし、「どこか遠くへ行きたい」の「どこか」が、「この世」でない所を指して思ってるなら。
僕が他人の行動を抑える権利なんてない。けど、せめて話し相手になってあげることはできる。
どこかへ逃亡して新しい人生を築いてみたいのなら
何かも捨てて、新しい土地でリセットして自分は生まれ変わるんだ!って思うことあるある。
それでもいいと思うんですよ。「何となく」でも「自分を変えるため」でも。
今の場所から飛び出すことができるのに、やらないでクヨクヨ考えるのもいいんですが、やった後からクヨクヨ考えるのだっていいんです。
自分の知らない遠い場所で生活してみたものの、結局、環境や仕事がキツくて嫌で「実家に帰ってきちゃった」っていうパターンになってしまっても。
無駄だと思う時間を過ごすのも、悪いことじゃない。
失敗だろう経験だって、普段の生活で気づかない幸せや世界観が広がるだろうし、今後生きる上での判断力が強くなると思うので。
心機一転に、
・県外生活
・海外留学
・ワーキングホリデー
・海外ボランティア
県外でも海外でもどこでもいいですが、
「行こうか行かないか」迷ってるくらいなら、「さぁ行くんだ」と背中ぐらい押してあげれます。
一時的の旅でもいいのなら、交通費が安い手段を提案
「一瞬でもいいから今の日常から抜け出したい」というのなら、遠くまで行ける安い手段を提案できます。
少なくとも、方向的に「何となく南の方面や北の方面に行きたいなぁ」って感覚は誰にだってあるんじゃないかと。
あと、日帰りじゃないなら宿泊費と食費は忘れずに。
自家用車を利用して車中泊の旅
車中泊は、車の中で寝るので、何より得するのは宿泊代。
車の中で布団敷いて、全窓ガラスに日除けシートをくっ付ければ、プライベートルームの完成!
交通費については、燃エネの車だったら尚更いい。
燃費が悪いと、遠くまで行けば行くほどガソリン代が半端なく高くなるんで。
2017年のゴールデンウィーク、僕は平日も休みを取って9連休にして、車中泊の旅に行ってきました。
東北から関西までの長旅で、ひたすらドライブドライブ! 車の中にいる時間のほうが長かったんじゃないかっていう。
片道3日がかりとかなり遠かったけど、それでも景色を見ながらのドライブは最高だった!(前見ないと危ないな)
軽自動車で2000キロと長距離だったけど、ガソリンは2万円も行かなかったです。
そして泊まる場所は基本的に道の駅。車中泊で来ている車もなかなか多いです。
だから気にしなくても大丈夫。
格安夜行バスなら低価格で遠くまで行ける
夜行バスは本当に安いです。
場所にもよりますが、連休を避ければ片道2000円~3000円でかなり遠いところまで行けます。
東京~大阪でも8時間と遠いのに1700円で行けるのがすごい。
青森~東京でも片道4000円前後。高速道路で移動して所要時間は11時間くらいと長いですが。
格安夜行バスの会社を探すなら、夜行バス比較ナビというサイトが良いですね。
格安バスは安い分デメリット的な要素もあります。
・長時間移動で腰が疲れる
・隣の席に知らない人がいる
眠れない人はホントに眠れないので、
現地に到着したらどこか仮眠できる場所を調べておくといいですね。カプセルホテルとかネットカフェとか。
夜行バスで少しでも眠れるようにしたいのであれば、ちょっと値段は張りますがJRのバスなどを利用するのがオススメ。
隣の席とくっ付いてない縦列独立シートだったり、カーテンが付いてることがあるので。
青春18切符で電車を利用してノンビリ旅
聞いたことあると思いますが、JR普通列車なら乗り放題で遠くまで行けます。
5日分セットを1枚で、11,500円(1日あたり2,370円)で売られています。
新幹線よりはスピードは遅い。
でも、のんびりと窓を眺めながら遠くまで行きたいなら、青春18切符がオススメ。
「18歳までの人しか乗れないんじゃないの?」って思う人もいますが、年齢は関係なく誰でも使えます。
購入場所は、みどりの窓口や旅行会社など。
発売期間と利用期間は春季、夏季、冬季と決まってます。
2017年度 | 発売期間 | 利用期間 |
春季 | 2/20~3/31 | 3/1~4/10 |
夏季 | 7/1~8/31 | 7/20~9/10 |
冬季 | 12/1~12/31 | 12/10~1/10 |
1回使用すると1人1回分としてカウントされて一日乗り放題。5回分となってますが、他の人にも使うことだってできます。
どこへでも遠くまで行けるんですが、注意として、乗れない区間、グリーン車指定席、特急とか乗れない場合があるということ。
ややこしいんで、青春18切符については、ウィキペディアで「青春18きっぷ」と検索してみよう。
交通費をかけたくないなら自転車の旅
「長期の連休はあるけど、お金をかけたくない!」
というのなら、自転車でひたすら遠いとこまで疾走するのもアリ。
「いや、自転車の旅とか、、、人目が気になるし。メンドクサイ」って思うかもしれませんが。
まぁそうですね。山とかの上り坂もあるので、そこそこ体力があってアウトドア系が好きな人じゃないと難しい。原チャリでも嫌かも。
いちおう自転車でも、一日がかりなら隣の県ぐらいまで行けますね。
荷物は、パンク修理キット、洗面用具、テントセットとかを自転車に備え付けて。
寝る場所は、山ん中の人気のないとこでテントを広げて夜を過ごすっていうのもアリです。
民宿のような、安い所なら泊まってもいいかなって言う人は、
「空いてる部屋を貸したい人」と「利用したい人」をマッチングさせるサービス、Airbnbというサイトを利用するのもいいです。
ホテルや旅館より安かったりする宿泊施設もよくあります。
海外までもっと遠くへ行きたいならLLCの格安航空券
海外までもっと遠くへ行きたいけど、
「でも海外に行くのってお金かかるって聞くしなぁ」。
確かにそう。でもそれは昔の話。
ちなみにLLCというのは、ローコストキャリアの略。
つまり格安航空航空会社のことです。
受託荷物の重量制限を低くしたり、機内食などのサービスを抜いての最低価格。
最近は国内より海外のほうが安いことがよくあるんですよ。
白人がいる遠い国だとさすがに値段が張りますが、
アジア圏内なら韓国、台湾、香港、タイ、とかは運賃でいえば片道1万円くらいで行けるって話です。
格安航空券を探すなら、例えばTトラベルなどのサイトで、お得な価格の航空券が見つかることがあります。
下手したらセール期間なら片道数千円で行けるってことも。
注意点は、運賃代の他に空港施設利用料や燃油サーチャージ代などの費用も足されるので、その値段も考慮した方がいいということ。
あとは食費、宿泊費、お土産代なども見積もってですね。
宿泊費を抑えたいなら、ゲストハウスやホステルを利用するか、airbnbで宿泊先を探すか。
遠くへ行きたいと感じる時こそ思い切って飛び出そう
宛のない旅でも、ふらっと旅でも、自分探しの旅でも、「何となくどこか遠くへ行きたいなぁ」って感じるなら。
気の赴くまま家から飛び出してみてください。
刺激的な事や変わった出来事も起こるかもしれないし、いつもと違った何かを感じれます。
自分と違う人間を見かけるだけでも、価値観が変わる事も。
長期の旅になればトラブルや困り事が起こることもありますが、過ぎてしまえば良い思い出になるはず。
それとは逆に、実は日常に疲れていて、
「どこかへ逃亡したい」
「このままどこかへ消えたい」
何もかも捨てて、どこか静かな場所で暮らしたいと失踪するつもりでいるのなら。
それもそれでアリなのかもしれない。
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普段ナカナカ起こせない行動に「勇気」を使うことは凄いことだし、もっと言えば人生を流れを変えるチャンスだったりもします。
たまには、パァーッと思い切ったことやってみていい。
数十万円のお金と遊ぶ時間を使ってしまっても、過ぎてしまえば「あぁ、そんなことあったなぁ」ぐらい。
これで終わりますが、本当にどこか遠くへ行って辛くなった時、ぜひまたここへ立ち寄ってください。