弱者の就活論

早く家を出たい人が今すぐ就職先と住む場所をクリアするには

 

「理解してくれない親と暮らすのはもう嫌。この家にいるだけで息苦しい。」と、悩みを抱える人が多い現代。

今すぐ就職先を見つけて親から離れて自立したい人の中には、複雑な家庭事情の理由からだって人もいます。

親が家から出してくれないという厄介なパターンもあるんですが。

今すぐ就職先を見つけて家から出たい人に最も良い方法は何か、この記事で考えながら書いてみます。

親から離れたい気持ちで、独り暮らしたいなら

罵声ばっかり飛ばす親の元に、ずっと居ようと思うものなら気が狂いそうになりますね。

ところで、県外に独り暮らしを始めようと思うにしても、就職先を見つける前に以下の課題があります。

・連帯保証人を誰にするか
・引っ越し準備資金がいる
・家具・食器を自分で用意

連帯保証人を誰にするか

普通、アパートを借りるのに連帯保証人が必要です。

一般的に、知り合いや友達ではなく、自分の親族であって収入が安定している人。

親や兄弟や従兄妹が了承してくれるのならいいんですが、反対されるなら保証人を誰にするか。

友達や知り合いに連帯保証人になってもらえるケースもありますが、「そんな人はアドレス帳にもいない!」っていうことがほとんどかなと。

 

そんな時、保証人サービスのサイトを利用するという手もあります。

ただ保証人仲介業には訳があって、保証人になってくれる人も保証人を求めていることほとんどなので注意が必要。

どういうことかというと、保証人を求めてる人同士をマッチングさせて相互保証にさせるっていう仲介業者もいるので。

つまり、保証人になってくれる人が家賃滞納やアパートの弁償を払わず逃げたら、相手の過失まで自分が払わなくてはいけないハメに。

保証人サービスの規約は要チェックしておきたいところ。

また、連帯保証人不要の物件を探す手もあるにはあるんですが、問題物件である可能性が高いです。

引っ越し準備資金がいる

アパートを借りるために、その他に敷金・礼金が必要だったり。

最低でも20万円や30万円ぐらいは用意したいところかなと。

就職先で上手くいかなくて仕事を辞めた場合、しばらく数ヵ月分暮らせるぐらい生活費の余裕はあればいいんですが。

初期費用としてまずは、自分の家から荷物を送る引っ越し業者代や現地までの交通費。

家具・食器を自分で用意

実家から食器や冷蔵庫や洗濯機を持っていけるならいいですが。

親が反対してサポートしてくれなかったりするなら、それらも自分で買わなければならないです。

出費を抑えたいなら、こっそり夜逃げするついでに、持っていけるだけの家具を奪い取ってくとか、、、ですかね。

できれば準備資金を少しでも貯めておきたい

実家暮らしの間、20万円でも30万円でも稼いでおいておいたほうがいいという理由についてです。

万が一、1人暮らし中に大きな病気やケガなどをして、仕事がクビになった場合は大変。

働きたくても働けないし収入は入らない、治療代は払わないといけないし、食費や光熱費で貯金がみるみる減っていきます。

気づいたら、「もう1ヶ月で20万円も減ってたの?」ていうこともあるから。

最低限の準備資金と+αで、緊急に備えて50万円でも多くあったほうがいいかなと。

実家にいる間に、アルバイトなどをして、自分のペースでもいいので少しづつ貯金を貯めていくことを推奨。

ゲストハウスを利用して暮らす手もある

ある程度、準備資金が溜まってからアパートなりゲストハウスを考えてみてもいいです。

ゲストハウスとは、同じ部屋に知らない誰かさん達と過ごす共同宿泊。

一つの部屋に2段式ベッドや、複数の布団がある部屋とか。

もちろんプライベートな空間はないので、他人がいることでストレスを感じる人は難しいかなと。

最初は食費と宿泊代だけで凌いでるだけでいいので、ゲストハウス滞在中に就職先を探すのもいいでしょう。

東京には、1泊2200円から泊まれる所があります。

1ヶ月の費用として、30日間×2200円にしても6万6千円だから、東京の家賃代の平均と近いでしょう。

さらに、長期滞在者にはこれより安い月割りサービスもあるゲストハウスも。

洗濯機や冷蔵庫やキッチンは共同ですが、身の回り品を持ってくだけでもOK。

 

さらにさらに、大阪なら一泊1000円前後から個室で泊まれるところも。

キッチンや風呂場やトイレは共同だけど。

かなり格安なんだけど「何でそんな安いの?」って思いますね。

それは、路上難民が生息している地域だったり。

そういった所には、いかにも危なそうな人達がいるので何とも言えない。

今すぐ早く家を出たい人は住込み求人を就職先に

家庭環境が悪すぎるから、「今すぐどうにか就職先を見つけて、とっとと家から出たい!」というなら、住込み求人が一番手っ取り早いです。

「親が反対してアパートを借りるのが難しそう」
「ゲストハウスに1人部屋がないから嫌だ」
「安いからって治安が悪い所は嫌だ」

っていう場合は、個室付きの寮がある住込み求人を狙うのがベターかと。

求人雑誌をよく見てるなら知ってると思いますが、

・工場の住み込み
・農家の住み込み
・リゾートバイト

などが挙げられます。

リゾートバイトなら例えば、知ってる人は知ってる、アルファリゾートというサイトとか。

アルファリゾートってどんな会社?って気になる人はこちらも参考に。

【関連記事】⇒「アルファリゾートのリアルな口コミ評判」

リゾバなら手っ取り早い。仕事の履歴について深く聞かれることはないので。

ガチガチの肉体労働したくない女性でも接客の仕事あるので、ある程度の職種希望も対応してくれるはず。

求人応募する時に、担当者に「個室付きかどうか」とか「寮費は無料で光熱費はどうか」などの質問もしてみるといいです。

 

【追記】

東京で仕事暮らしてもいいなら、TokyoDive(トーキョーダイブ)というサイト。

住まいと仕事を同時提供してくれるサービスです。

最近見つけたんですが、「こちらも早く家を出たいんだけど、引っ越しとか色々考えるの面倒」と言う人にはいいですね。

住まいは勤務先によってレオパレスかシェアハウスになるわけだけども、保証人がいるといらないところもあるので注意が必要。

【関連記事】⇒「トーキョーダイブの評判がわからなかったから本社アプリに訪問してきた

あとは「東京でも暮らしていくぞ!」という心意気さえあれば。

上京が不安な人でも、紹介だけでなく、サポーターが生活面のことや職場についての相談してくれるそうです。

 

 

ということで、「今すぐ就職先を見つけて家を出たい」という、緊急の問題を解決するには住込み求人を検討してみるのがベストかなと思いました。

家を出るのはそのうちでもいい人は、実家暮らしの内に少しでも貯金をしておくといいということでした。