さて、部下に過剰ノルマで年賀ハガキを販売させ、
売れないなら自腹を切らせるという問題でニュースにまでなった郵便局だけど、、、
でもここでは、そんな時事ネタや労働内容については触れない。
僕が昔がいた、とある郵便局の恋愛カオスな話を書き綴っていくことにしよう。
社内恋愛って実るものなのか、楽しいものなのか、判断材料として読んでもらえたらいいと思う。
郵便局の社内恋愛は内勤でよく見かけた
あれは、夜勤の「誤配達のデータ処理」の仕事をやっていた時の話。
夜勤の局内は物静かな雰囲気だった。(場所にもよる)
隙あらばオシャベリをしながら作業している人達もいたし。
ゆうパックを仕分ける部署… ハガキを仕分ける部署…
と色々あるわけだけど。
やっぱり、夜勤で来る女性も一定数いるもんだなと。(場所にもよる)
その中でも「ゆうゆう窓口」の受付付近で、
勤務中なのに楽しそうに会話をしている男女を目撃することがあった。
(窓口からお客さんに目撃されたらどうするんだよってね)
配達員や集配員という外勤だと、
郵便局内で色沙汰事情を拝見する機会は、勤務中だと中々ないんじゃないかと思う。
郵便局に限らず、他の会社でもよくあることなんだけど、
男だらけの部署に、少しでもキレイ目な女性が一人いるだけでも、すんごい華が咲くね。
僕がいた郵便局では、夜勤でも男女比が半々くらいの割合だった。
ちなみに年齢層は、全体的に若干高めな印象。
で、男女の色恋事情についてだけど。
例えば、小休憩になった途端、ある女性へ露骨に近づいていく男A。
男A「お疲れ様ですA子さん、夜勤はキツくないですか? 何かわからないことがあったら聞いてくださいねぇぇぇ♪」
A子「いえいえ、大丈夫ですよぉぉぉ♪ ご心配なさらず♪」
と、八方美人を気取るように返答する女性もいるわけで。
そこに、「なんだなんだ?」と言わんばかりに、男B、男C、男Ⅾ…と女性一人の元へ群がってくる…
多い時は4人くらいで談話をしている光景を、遠くから目撃することが、しばしばあった。
というように僕は、誤配達の報告などで色々な部署に歩き回ってたから、界隈ウォッチができちゃったんだな。
でもある日のこと。
B子という新入社員が入ってきた時には、事態が艶めかしく変わってしまったんだ。
B子はA子より年齢が若くて、より可愛い系だったからか、
群がる男性陣はB子のほうへと路線変更。
A子はあまり相手にされなくなった様子。
A子は寂しいような顔するどころか、
ムスゥゥ…!っと、呪いでもかけてやろうかってあの顔、
…あれは嫉妬という負のオーラを顔に滲み込ませてたな…
…うーん。こうもわかりやすい女性も、いるもんだな。
女性の一面を垣間見ることができて勉強になったよ。
そんな女性の世界を見させてくれて、どうもありがとう郵便局。
というか社内恋愛どころじゃないよね。
郵便局にいたヤリ手のスケコマシ
次に、欲求を醸し出す男性陣の中にも、スケコマシ(女たらし)がいたという話。
主任という立場でありがなら、巧みに世渡りをこなすスケコマシ。
多くの同僚仲間からも、そのまんま「スケコマシ」と陰で呼ばれていたほど。
50代の女性を除いては、手当たり次第に色んな女性に迫ってオシャベリするんだよ。
しかもほとんどの女性は、そのスケコマシとお喋りを楽しんでいたんだ模様。
(どの女性が本命なのかまではハッキリわからなかったけど)
つまらない仕事を口閉じて作業してるより、そりゃお喋りしながらの作業のほうが毎日の通勤が楽しくなるよね。
でもそのスケコマシ、仕事のほうはそんなに実直ではなかったな。
自分より偉い局長がいる前では「真面目に仕事してるフリ」を装うから、たちが悪い。
わざわざ運ばなくてもいい郵便小包を持って、たまに他の部署に移動する… 意味もなく…
廊下で すれ違う局長に対しては、
「うむ。彼もちゃんと真面目に仕事しているな」
と、思われるように目を欺いていたんだろうね。
んで、スケコマシはそれぞれの部署にいる女性と談笑を交わすわけだけど、
むしろ女性のいる前で、無言になりながら作業してるのは見たことなかったな。
(仕事より社内恋愛が生き甲斐だったんだろうな)
トイレまで女性をエスコートするスケコマシ
お中元やお歳暮などの忙しい時期はまずあり得ないけど、
通常期は毎日というほど、女性社員とベッタリなスケコマシをよく見かけた。
忙しさは地域の郵便局にもよるけど、それぐらい平和な所だったんだよ。
ある時はA子さんをトイレまで談笑しながらエスコート…
ある時はB子さんをトイレまで談笑しながらエスコート…
僕もよく、同じ廊下を何往復も行き来してたから、スケコマシが1日に2人の女性をエスコートしてるのを、嫌でも見かけたよ。
おそらく…頼まれてもいないのに、
「あ、俺もトイレに行くとこだよ♪ 頻尿体質でさ♪」
みたいな口実で誘ったのだろうか…あのスケコマシ上司は。
スケコマシ、今だから言えるけど、僕に目撃されてたのも気づいてたかな?
自分の行いが他人からどう映ってたのか、自覚できてたよね?
まぁ下っ端だった僕のことなんか、眼中になかったのかもしれないけど。
いつも女性をトイレまで付き添ってあげてただけでなく、
トイレの外で、女性が出てくるまで、ずぅ~っと待ち伏せしてたのを、僕は知ってたよ。
例えば、A子さんとか、B子さんとか。
と、A子さんは笑顔で対応しながらも、
スケコマシのペースに乗せられ一緒に元の配置に戻ると。
…どこまでもジェントルマンだね。
あの2人、どういう関係なんだろう…と、不思議に思っていたら、
30分後、今度はB子さんとトイレで合流しているところを、偶然にも目撃…
スケコマシは用を足したばかりだったから、中に入ったフリして、またまたトイレの前でジッと待ってるだけ。
と、同じようにベッタベッタ談笑を再開して部署に戻るとね。
…主任でありながら、アレを日本社会の上司たるべき鏡象として見ろと?
まぁ、恋愛テクを磨くための参考として入社するのもありだろうか。
僕が見た限り、最大三人くらいの女性がエスコートされてるのを見たかな。
どの女性も楽しそうに、ニカァ~♪っと会話してたし。
というよりも、トイレまで付いてくるスケコマシのことを、気持ち悪そうに思ってない女性陣のほうが不思議だった。
…これは、セクハラで訴えられない、会話で楽しませれる男ならではのスキルもあるなと。
公私混同どころか、ここは無法地帯かと思えてきた。
でもね、郵便局で社内恋愛が横行する理由…
僕はわかってしまったぞ…
なぜそんなに、男が女にベッタリとくっつきたいのかが…
どういうことか?
それはあなたも知ってるはず…
日本郵政グループのスローガンにはさ…
こう書かれているからだよ…
『そばにいるから、できることがある。』
参考⇒ 「日本郵政グループ 企業広告(pdfファイル)」
https://www.japanpost.jp/pressrelease/jpn/20171013_01.pdf
職場内恋愛は仕事がやりづらくなると教えられた
次に、社内恋愛を成功?させたいう、とある先輩の話。
同じ郵便局で同僚でもある、とある女性Cさんと付き合ってたとか。
嫌なのは個人的な生々しい質問まで突っ込んでくる上司がいて、とにかくウザいんだよ。
あのスケコマシのように、堂々とオープンな人になれるのなら話は別だけど。
「夜になるとどっちから攻めるの?」とか露骨な質問してくる人いますもんね。
この前、街で彼女とデートしてる所を上司に目撃されたのが、不覚だったな…。
この前はあの上司からは助言求めてないのに、
「お前も男ならもうちょっとマシな車に買い替えたほうがいいんだぞ」
って余計なお世話なことを言われたしさ。
…ところで先輩、あのCさんと付き合ったキッカケは何ですか?
って、僕もプライベートな話に突っ込んでますけど。
それでC子さんが「今度あのレストランに行きたいなぁ」って口を漏らされたから↓
思い切って「俺が今度そこ行ってみる?」と誘ったら↓
すんなり「いいですよ♪」とOKしてくれて↓
んでデート当日に「私、実は彼氏がいて、最近構ってくれなくて…」と暴露されたんだけど↓
そこで俺が思い切って「俺でよければその彼氏と何があったか聞かせてくれれば」と言って(省略)↓
それから店を出てからは手つないで↓
良い雰囲気になったから大人の部屋に直行。
その後は生々しいから秘密ね。
それで、今もその彼女の浮気相手の担当をしていらっしゃると?
確かに昨日はさ、「まだその彼氏と別れないの? 俺じゃダメなの?」っていう話で喧嘩になってさ、、、
おかげで今日は、彼女に仕事でわからないことがあっても…聞きづらいんだよね。
それで他の人にわざわざ聞きに行ってしまって…
いや、効率悪いのはわかってるんだけどさぁ…
あぁぁぁぁ!! …面倒くせぇ…
きぇぇぇぇ!!
以上が、郵便局での社内恋愛を観察してきたこと。
公私混同が行き過ぎてカオスな職場だったな…
今後、あなたも職場内恋愛することがあれば、ぜひ気をつけてくれたまえ。