あるお悩み系サイトで、「蒸発したい」って言葉を見かけた。
…どうゆうつもりで言ってるのかは、まぁ、見当はつくかなと思ってる。
蒸発したいという人は「この世から去りたい」という意味で言ってることもあるけど…
でも、このまま行方をくらましたい(失踪)という意味で考えてる人も多い。
姿を消して、どこかで細々と暮らしたいな…と思っていたりと。
いったいどんな事情があって、そう思ったのか。
もしかしたら、心が病んでるくらいもう誰とも会いたくないからなのかもしれない。
とりあえず、人それぞれ事情は違えど…
家族にも誰にも一生会わずに済む、自分が調べた方法を簡潔に書いてみる。
「親族に見つけられない」という意味での蒸発する方法を。
蒸発したいと思う人達の心境
人それぞれ起こる事情が違うから、なんとも言えないことだけど。
- 「借金だらけで生活が苦しい」
- 「問題のある夫から解放されたい」
- 「中管理職は責任が重くて辛い」
- 「子供を失って毎日が悲しい」
- 「毎日イジメにあうし楽しくない」
というように事情は様々だ。
どんな事情にしろ、ほとんど共通して言えることは…
- 「嫌なことばっかり」
- 「傷ついてばかりで疲れた」
- 「人生面白くない」
- 「辛い苦しいことばかり」
多くの人がこんなふうな思いを抱きながら、精神的に辛い毎日を過ごしている。
マイナスな感情に押しつぶされそうになりながらも。
なんか、日本はセーフティネットがしっかりしてると言えど…
こんなに心が病んでしまう人がたくさんいるから、自分まで悲しくなってくるよ…
高校卒業してから夢を失った僕も、明るい将来なんて想像できなかった。
何をやりたいかなんて、もうわからなくなった。
未来が灰色にしか見えなくなってきて。。。
何をやっても面白くないし、社会に出れば嫌なことばかり目が付くから。
どうしたら、家族や職場の人達に文句や嫌味を言われないようにすればいいのか…
自分一人で対策を考えてばかりいることすら、もう疲れる。
もう消えたい。でも消えたいのに消えれない。
今でもたまに嫌なことがあると、何もかも捨てて、どこか誰も知らない、森の中へ行きたいと思う時があるからね。
どうやったら「誰にも知られず蒸発することができるんだろう…」と考えたりも。
そんなことばかり思いながらも、今日までしぶとく生きてきたことに不思議に思う。
なんか、20代で精神が病み過ぎてこの世を去った人達を今考えてたら、なおさら悲しくなってきた…
とはいえ自分一人でも生きたければ、蒸発したいと思うほど「追い込まれない生き方」を考えないといけないよなと。
さいわい、「ネガティブな気持ちを与えてくる人間から離れることが先決」だなってことは学んだ。
こっそりと蒸発する方法を知りたいなら
こっそりと誰にも気づかれずに、詮索されずに消えたいってことなら…
どこでもいいから行方をくらまして、1人でも暮らせる状況を想定して書いてみる。
もちろん、移動費用と引っ越し費用があることは前提条件。
他にも、クリアしなければならない問題がある。
家族と完全に縁を切りたいなら
親や兄弟と縁を切りたいという人は少なくない。
居場所を知られたくないってなるはずだから。
となると、分籍して新戸籍を作って、どこかに引っ越しするほうがいいだろうと。
ただ基本的には、戸籍から外れて住民票を異動したとしても…
法律上では親や兄弟関係のある人だと、居場所を調べることができてしまう。
だからどうしても、家族に居場所を気づかれないようにしたいとなれば…
分籍をするだけでなく「住民票と戸籍の附票の閲覧制限」をかける必要性がある。
その場合は面倒だけど、近くの警察署へ行って「事情聴取にて調書を発行」してもらうしかない。
その発行書を手に入れたら役所へ届出をすると。
これが、閲覧制限をかけるだけの相当の理由(家庭内暴力とか)であれば、まず審査が通る。
夫(妻)に気づかれず消えたいなら
夫婦問題で関係がこじれて、別居したいということもよくあるなと。
婚姻が結ばれてる以上は、住民票の異動しても居場所がバレてしまう。
居場所を知らせたくないなら、分籍や除籍するためにも離婚手続きが必要だよと。
しかし離婚というのは、双方が同意した上でないと離婚ができない。
それでも離婚手続きなしで、居場所だけはバレないようにしたいなら…
これも同様に、警察へDVなどの被害届を出して「住民票の閲覧制限」をかけてもらうと。
これを支援措置とも言うんだけど。
住民票の異動もせず引っ越しすると?
「引っ越しから住民票を14日以内に異動させなかった場合は5万円以下の過料」を科せられると言われている。
なんだけど、住民票を異動させてないのに、過料を科せられずに県外で一人暮らししてる人もよくいる。
根拠があるわけじゃないけど、過料を科せられるかはどうかは、自治体の人によって厳しさも違うようで、運にもよるらしい。
ただ不利益もそれなりにあるから、注意しておきたいね。
- 引っ越し先で選挙権を行使できない
- 引っ越し先の市町村福祉サービスを受けられない
- 図書館などの利用が有料になってしまう
- 金融機関の書類が住民票登録地にしか届かない
- 確定申告は住民票登録地でしかできない
とかとか、他にも細かいことはあるけど。
異動届出すかどうか神経質になるくらいなら、異動しておいたほうがいいかと。
それよりも、日本の役所はお金の搾取することには徹底的だよ…
しかも経済的弱者に対しての支給金だと、まだまだ審査が厳しい…
蒸発するなら、経済的な自立できてからのほうが望ましいなと。
共感できる人間とだけは繋がっておこう
蒸発したい人に住民情報どうのこうのだの伏せる方法は書いた。
あと、1人ぼっちで生きぬくには限界があるということは伝えておきたいなって。
ほんと、嬉しい悲しいを共有できる人がいないと「感情ってなに?」ってなるぐらい、生きる屍になってくるから。
これはボッチ生活を5年もやってみればわかるんだけど。
だからせめて、悩みを打ち明けれる友人はいたほうがいい…
というのは誰でもわかってるだろうけど、中々周りにいないよねと。
だから、新しい土地で仕事して環境が慣れてきたころに、ネットからでもいいから趣味友は見つけておきたい。
じゃないと、一人でいる時間が長いほど過去の記憶がリピートしてくるから。
僕なんか一人ぼっちでボーっとしていると…
- 「あぁもう前の職場の上司を思い出してきてイライラする」
- 「考えたくないのにあの忌々しい過去が甦る」
- 「あぁもう!このまま蒸発して消えたい!」
というように、後悔も含めて忌々しい出来事を考えたくなくても、思い出してしまうんだ。
いつもの料理してるとき… 皿洗いしてるとき… 掃除してるとき… 頭を使わなくていい作業してるとき… 勝手に過去が蘇ってくるから。
僕だけでなく生きづらさを抱えてる人達が、そうやって過去の記憶に苦しめられてるんだなって、よくわかる。
グルグルと頭が暴走してる時に、誰かが親身になって聞いてくれる人がいると、どれほど心が助かることか。
親しい誰かと話していて、嫌な気持ちがフワフワと分散されたり、気持ちが少しでも軽くなった経験はあるだろう。
たとえ今はアドレス帳に親しい人がもういないとしても。
とりあえずネットからでもいいから、新しい出会いを探してみるのでもいい。
「職場の人間関係に病み過ぎているから蒸発したいんだよ」って人は、一人で稼げる仕事を考えてみるのでもいい。
ネットが進化してきた今、リモートでも稼ぐ方法が増えてきたことだし、自分にあった稼ぎ方を探してみてはと。
出会いはいくらでも見つけようと思えばできる
「共感してくれる人は欲しいけど、でも探すとかメンドクサイ」と思うのも、まぁ無理もない。
でも「誰かに話を聞いてもらいたい」って気持ちは少なからずあるかと思う。
「自分一人でずっと生きていけるのか」と、自分に問いかけ続けてみてほしい。
「誰かに会いたいかも」と思っている自分に、いずれ気づくだろうから。
それで出会い探しをしてもいいかな…と少しでも気持ちが湧いてきたら…
・趣味サークル
・グラブ、ジム
・飲み屋、バー
・インターネット
・セミナー
などなど、自分ができそうなことでもいいからやってみよう。
とりあえず言いたかったのは、経済的に自立しつつ、気の合う仲間と繋がっておこうよということ。
自分が本当に望んでる生き方に気づいて、そのためにどうしたらいいか、よく考えてみてほしい。