「守られたい」というのは、女性ならではのイメージがあるある。
背が高くて、頼りがいがあって、経済力のある男に守られたいとか。
加えて、他人にぶつからないように手を繋いでエスコートしてくれる男性とか。
とはいえ、他人にも自分にも厳しいような辛辣な人から言わせれば…
「いい歳して守られたいとか言うのは、男性からすると、精神的にも自立してない女子と見られて相手にされないよ?」
なんていう意見が返ってくるかもしれない。
あぁそうか、精神的な自立…。
経済的に依存されても、自分一人でやれることはこなせと。
つまり、精神年齢が大人であることも求められると。
確かに、一人暮らしできるほど自立しなくてはならないというのは、そんなこと耳にタコ焼きができるほどわかってる。
わかってるけど、自立していても、どうしても守られたいと感じてしまう瞬間は…あるね。
けど、ただ守られながら生きるっていうのは別に悪い話じゃない。
守られながらも、自分が相手に与えてやれることをしてあげればいいだけだしさ。
ではさっそくだけど、守られたい願望が強い人が、なぜネガティブな過去を引きづってるのかを話してみる。
ついでに、守ってあげたいと思われる人間になるための心得も教えとく。
守られたいと思う背景には、満たされなかった過去がある
ここで言う守られたい願望には、
支えられたい、愛されたい、可愛がられたい、構ってほしい、優しくされたい、
という気持ちのようなもの。
人一倍に強く守られたいと思うことがあるのなら、それだけ、不満に感じてしまう環境で育ってきた影響があるということ。
たとえば、学校では嫌なイジられ方をされたり、完璧主義者の親には厳しい事ばかりしか言われなかったりと。
優しくしてほしかったときに、誰も優しくしてくれなかった…
唯一の味方である親からには責められてばかりで、認められないまま育って…
誰にも弱音を吐けないまま、強よがる自分を演出し続けることが、だんだん苦しくなってきた…
誰だって、辛いときこそ支えてほしい。
「無理にやらなくていいんだよ」って、一言でも言われてみたいと思った瞬間はあっただろう。
そんな優しさだけでも注がれたかっただけなのに、大人になっても「守られたい」気持ちがよぎってしまうんだね。
どこかで幸せそうに扱われてる人を見ると、なぜか嫉妬のような感情が湧いてきたり。
幸せそうに可愛がられてる子供を見ると、なんだか自分がモヤモヤしてしまうのもそれ。
だから、どんなに自分に対して「甘えるな!」「自立しろ!」と言い聞かせても、、、
深層心理には「認められたい」「支えられたい」という自分がいるんだ。
「人に頼ってはいけない」と思えば思うほど、それに比例して苦しくなる。
じゃあ次に、守られたい願望がある自分がよくわかったところで、
「どんな人と出会うといいか」について説明してみる。
頼りがいがあって守ってくれる人の特徴は?
すでに、どんな人がいいか、想像はついてるかもしれないけど一応。
責任をもって守ってくれたり支えてくれる人に出会うには、こんな人をヒントに探してみるといいさ。
・家族思いで誠実な人
・ペットを大事に飼ってる人
↑早い段階から知ることはできるね。
ドラマやアニメに出てくる主人公のように、感情の勢いがあっていい。
守られたい女性ならこう言われたらどう思うか。
「俺がお前を絶対に守ってやるから、だから、もう心配しなくていいから!」
なんて、男気で覚悟がこもった言葉で言われたら、グッと来る感じはしないかな?
欲を言えば「思いやり」だけでなく、
・どんなもの事に対して余裕のある心
・些細なことでも受け入れてくれる器
・未来も予測して物事を判断する力
などがあれば、より頼りがいがあって一層いいね。(経済力あるかは別として)
逆に、男性が守られたいというのは、、、
「ヨシヨシ良い子だね。大丈夫だからね」と、甘えやかせてほしい感じなのかもしれないけど。
そこまでいかなくとも、せめて頑張ってる自分を「一瞬だけ赤ちゃんにさせてくれ」という男性もたまにいることだし。
あと女性にも言えることだけど、どこでそういった達を探せばいいかについて。
恋活(婚活)アプリとかいうそんな真面目な場所で探すのは、あまりおすすめしない。
たとえ年収が高い男性でも、能力も器の大きさに釣り合う女性を選ぶから。
専業主婦でもいいという男性もいるけど、いざとなったら女性にも働いてほしいと思ってたりすることもよくある。
それならまだ、多少わがままな女性でも許される場所で探すのがいいだろうと。
たとえば、会員数が3000万以上もいる、
ハッピーメールという大手マッチングサイトだと探しやすい。
それだけの会員数がいれば、寛容な男性も見つかる可能性が高くなるから。
「守ってあげたいな」と思われるための3つの心得
もし今後、恋人ができたときのために、心得てほしいこと3つ伝えたい。
守りたい男性ほど「自分は必要とされてる」と求められることで、自己重要感が満たされて、男としての元気が出るからね。
守られたい願望があるのなら、守ってあげたいと思われるために、ぜひとも覚えておいて。
1. 自分を甘やかせれるようにする
まずは、自分が「守られたい自分」を心から受け止めてあげて、それから自分を自分で甘えさせてみることから始めてみる。
手を抜けるときはすかさず、あえて「一回くらい休んでもいいか」みたいに、自分を甘えさせてみると。
だって、自分に優しくできないなら他人にも優しくなれないから。
他人に優しくない人は、周りからは「あの人は自分一人でやってるから、手伝わなくてもよさそう」と見られてしまいがち。
「自分一人でこなせる」と振舞っていては、それこそ男性に「守ってあげたいな」という気持ちが湧かなくなるから。
いずれ、「素直に助けてください」とか言えるように、、、
まずは自分に対して「甘えてもいい」と、少しずつ言い聞かせてみることから始めてみよう。
大きく頼ることができなくても、小さく頼れることはあるから。
2. あえて強がりをやめてみる
過去のトラウマが原因で、弱音を吐きたくないとか、異性に対しても強がってしまうことはあると思う。
だから、「どうせ他人は頼りにならないし、自分で何とかするしかない」と強く思ってしまっていることもあるかもしれない。
先ほど言ったように、それが「助けてあげてなくてもいい」と感じさせてしまうから。
だから、苦しい時はほんとに「苦しい」という表情を少しでも見せてみる。
そして手伝ってくれた時は「嬉しい」と伝わるように顔の表情を少し変えてみる。
そういった喜怒哀楽をちょっとでも垣間見せることで、大なり小なり、周囲から気軽に絡んできてくれるようになるから。
これは、恋愛で守ってあげたくなるような気持ちにさせるだけでなく、職場でも助けられる人間になるためにもいい。
気軽に接しやすい人間ということは、愛される人間にもなれる。
「それ代わりにやってあげようか?」とか、自ら進んで助けてくれる人も出てくる。
それも、どれだけ余裕のある人達がいるのかにもよるけど。
とにかく、無表情で一人で淡々とこなしてように見られないように。
気軽に「他人に頼れない」「手伝ってほしいと言えない」というのなら、無表情だけでも一回やめてみるのもいいかも。
3. 必要以上に求めないこと
これ大事だから覚えとこ。
「どうせ人は頼りにならない」という思考が根付いてしまってるのなら、無理にそう思おうとしなくてもいいけど。
でも、これから異性と出会ってキュンキュンすることはあるはず。
大事なのは、慣れてきた頃に、イザコザ中に答えがハッキリしない段階で、
「構ってくれない」「愛してくれない」「どうせ守ってくれないんだ」とか、勝手に一人で解釈するのだけは、しないよう気をつけて。
そうなると、本当にあなたを「心から守ってあげたい」という異性に出会ったとしても、
その不信感を募らせた発言が、正真正銘の相手ですら追い詰めてしまう。
ほんの些細なことでも、ほんとに忙しいだけなのに、
「もう自分は愛されてないんだな」と早とちりしてしまっては、関係がギクシャク。
ネガティブ思考で回るクセがついてるのか、「ホントに忙しい」を証明しても、「愛されていない理由」を探すことばかりの思考になってるというか。
それも、満たされない機能不全家族からの影響もあって、、、
人を簡単に信用できなくなってしまってるから、というのもあるのかもしれないけど。
とりあえず、守ってあげたいと思われる人間になるためにも、
最初に「必要以上に相手に条件を求めない」ということを最初に考えておくことかな。
そうすれば少しでも、関係をギクシャクさせることが減るかもしれないから。