今年、元ニートで1年で副業100万達成の「地雷屋さん」という方のセミナーを受けてきました。
それが、「人を1分で見抜く四観」というセミナー。
血液型分析とかネット上の性格診断ツールよりも、
「四観のほうが案外当てはまってる!」という感想をゾクゾク聞きます。(僕もそう思った!)
この「四観」を知ることで得られるメリットは、
「自分や他人がどういう価値観で動いてるのか」
「自分はどんな仕事のやり方が合っているのか」
などなど自分と相手を知ることで、生きるのが少しでも楽になるだろうということ。
色んな本を読んだり、人間分析を10年以上もやってる地雷屋さんなんだけど、色んな人にシェアしてもいいと聞いた。(確かだけど)
ただ、メッチャ詳しいとこまで突っ込むと、家まで来られて吊るし上げの刑にされ、闇に葬られるかもしれないな。。。
なので、無料で公開されてる内容と、セミナーで話された内容の一部だけ? を説明して終わりにする。。。
ザックリした話になってしまうけど、それでもかなり納得してもらえると思います。
1分で人を見抜く「四観」という人間分析。その方法は?
「理」「猛」「和」「活」の、どの属性なのか人を見抜くってこと。
1分で人を見抜くってそんなことできるの?って思いますね。
その方法はというと、たった2つの質問をするだけ。
①考えてから動くほう?(思考) それとも動きながら考えるほう?(行動)
②勝ち負け重視?(結果) それとも楽しければ勝敗どっちでもいい?(過程)
確かに、だいたい1分以内で聞き終わりそうな質問じゃないか。
上の図を見てわかるように、
思考優先は左側で、行動優先なら右側で、結果主義は上側で、過程重視なら下側。
「自分って思考優先かなぁ?行動優先かなぁ?」って悩んでるうちは思考優先。
結果主義か過程主義かだと、人によって難しい場合もあるらしいけど。
「何と言おうがお金が一番大事」とか「負けたらいつ思い出しても悔しい~」という人は結果主義で、
「楽しかったり誠実に生きてるなら勝敗はこだわらない」という人なら過程重視ですね。
全部の要素がありそうだなって人は、とりあえず「和」タイプになるらしい。
四観について、それぞれの属性説明!
人間の価値観を大きく分けて4つ、
それぞれのタイプを、僕なりの解釈も少しくらい混ぜて(多分)説明していこうかな。
理タイプとは?
その名の通り、とにかく理屈屋。
「コレをこうすると結果的にこうなって、何故かというとコレがああでこうだから・・・」
っていう理論的な説明が好きな人いますね。
何にしても論理的に考えて、失敗を防ぐ施策や、効率を高めることが好きなのが理タイプ。
車はどういう仕組みで動いてて、中身の構造は何でできててとか、コアとなる部分まで、「狭く深く深く!」と、追求することが得意。
理タイプの代表有名人を言えば、イチローがわかりやすいかな。
社会的な役割として、「理論と効率」を提供するためにいる存在。
医者とか、研究学者とか、技術者とか、職人気質にも多いし、「量より質」を重視する傾向もあると。
手に技術がない理タイプでも、ムダ削減と効率を生かした「トヨタ生産方式」みたいなマニュアルを考えるのも好き。
とはいえ、納期がない限り、質を重視するあまりに一日中時間を取られてる傾向もあると。
また、本を読んで知識を蓄えたり、統計を取ったりデータ分析するのも理タイプならではだけど、細かいダメ出しや他人を批判するのも得意。
「あそこのラーメン屋はダシの効きが少し弱いし、ラーメンに必要な具材が足りない。店長の接客はまず服装の時点で~」
とかいう何かしら辛口な突っ込みをしている人、あなたの周りにも一人や二人いるはず。
時には人情味がわからないとか、ロボット人間なんじゃないかと思われることも。
理系がゆえに冷たい言い回しをしてしまうこともあり、ついつい他人のモチベーションを削ってしまうこともあると。
ただ、辛口な分、理路整然と正直に言えるので、信頼性にも繋がりますね。
それと理屈屋は男性に多いと聞くけど、女性にも理系女子(リケジョ)っています。
個人的な話なんですけど、理タイプの人に、フザけた面白動画見せたくて見せても、、、中々ウケてくれないんですよね。
活タイプからすると笑うツボがわからない。
理タイプからすれば「この動画の何が面白いの? こんな動画見てるのが無駄な時間だね」って言うぐらい。
猛タイプとは?
まるで、猪が勢いよく突っこみ猛烈に進んでいくが如く(猪突猛進)、リスク取ってでも攻めるオラオラタイプ。欲望まる出し。
「やればわかる!」「とにかくやれ!」とか、自然に命令口調になることもよくあるらしい。
「熱い夢あってこそ人生だ!」だの価値観や貪欲さを持っているので、この猛タイプに「そんなの無理だ」とか夢の否定をしてはいけないんだと。
経営者やリーダーに多くて、グイグイ引っ張っていく将軍というか。
有名人でいえば、信長、ホリエモン、女性でいうならマドンナとか。
猛タイプってアメリカにならウジャウジャいそう。
例えば、社長になるのが夢だったら「ちんたらコツコツ稼いでいては時間がいくつあっても足りない!」と考えるので、
猛烈に寝る時間削って勉強もするほか、時には「借金」というリスク取ってまで突き進んでいく猛タイプも珍しくない。
肉体労働系の現場親方なんかもそうだと思うんですが、「頑張ったじゃねぇんだよ! 実力で示せ!」と言うのもいい例。
とにかく勢い(スピード)と結果主義が命だから、ちんたらダラダラしている人を見ると、イライラしたり当たり散らすこともあるでしょうな。
「これくらいならバレない!とにかく早くやれ!」っていう、ブラック企業にもありそうなグレーな一面も。
ちなみに、よくオンラインサロンとかで、
「まずはとにかく記事を書きまくれ! 成約に繋がらない日記みたいな記事を書くな! さっさと結果出したいならブラックSEOでもなんでもやれ!」
って言ってるプロブロガーがいたら、だいたい猛タイプですね。(何の話か知らない人はすみません)
和タイプとは?
和タイプというのは日本人に多いなと。社会の潤滑油になるような役割。
みんな仲良く協力し合えっていけば物事は上手くいくんだという感じ。
安定と安心、和気あいあいの集団の和が好き。人畜無害です。
「任せるよ」と言いながら、周りに合わせて様子見てますね。
有名人でいうとそうですね、地味ですけど「内村 光良」らしいです。
彼もお笑い芸人ですが、お笑いは場の空気を読まないとできない仕事なので。
自分から勝手なことして、秩序や常識を乱すことはまずなし。
基本的に白黒つけず敵を作らない。嫌だなぁと思う人でも、当たり障りなく接して付き合うことができるのが強み。(ある意味腹黒い?)
表面上ではニコニコしていても、心の中で思っている本音をさらけ出すことないです。
親しい間柄を除いては。(親しくても言えないことも)
周りの空気に流されることが多いし、「ミーティングで意見出せ!」と言われても、大勢の前ではズバッとした意見を言えないと。
どちらかというと、聞き役側に向いてるのと、指示されたこと任されたことを忠実にこなすほうが得意な人が多い。
けっこう我慢強いところもあるので、嫌な会社でも一定以上長く所属している人に多いのが和タイプ。
けっこう「緑の下の力持ち」として、裏方でマニュアル通りにコツコツ仕事するほうが向いてるらしい。
でもやっぱり、悩みを自分の中だけで溜め込んでしまうんだと。
限界が来たら、何もかも人間関係をリセットして、いきなり行方をくらます人も中にはいる。
衝突が嫌で、言いたい事を言わずに音信不通になるのもその例。
活タイプとは?
理タイプと反して、カッコイイとか可愛い、やってみたい! といった感情・情緒に動かされて行動するのが活タイプ。
好きなことや興味があることなら没頭できるけど、面白くない仕事とかに対してだと、エネルギーが出ず、進行が捗らないです。
「現在進行形で楽しくないと嫌だ! 楽しくあるのが人生だ!」という感じで生きてたいから。
そんな活タイプですが、仲良くしたい人に対しては、ボランティア精神で尽くし与えたりもすることも多々。相手がリクエストしてなくても。
「今日○○の演説でこんないい話あってさぁ」とか、いつのまにか自分から共有していることも多い。
ムードを盛り上げる役というか、相手の良い所は素直にグッと褒めてあげれるので、もうエネルギーを与えるためにいる存在。
人の感情を動かす力もあるので、日記や体験談的なブログを書いてる人に向いてます。
基本寂しがり屋で、誰かと会っていないと落ち着かないのと、気が合う人同士で喜怒哀楽の共有をしたいと。
相手のこともよく知ろうとするけど、自分のことをわかってほしいという欲求が強いです。
「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」だとか、本音もついつい言ってしまって相手を傷つけてしまうこともよくある。
考えるより直観で動く、素のリアクションを自然に取れる活タイプですが、
感情を煽るセールストークされると「つい衝動で買い物しちゃった」っていう人も少なくない。
猛タイプ同様に、いつの間にか「借金」してしまった・・・という展開には気を付けたほうがいいかもですね。
ちなみに有名人でいえば、ヒカキンも活タイプ。
好きなものを紹介して稼いで生きてますが、見てるほうも楽しくなりますね。
あと、「好きを仕事にしよう」とか「引き寄せの法則」とか語っている人がいたら、だいたいは活タイプ。 女性のスピリチュアルブロガーにも多い。
反発しあう属性と、片想い循環がある
上の図のように、青の矢印は相性の悪い属性で、緑の矢印は片想い。
もし、友達同士で「一緒に金儲けしようぜ!」って言われても、属性の相性悪かったら、揉めまくってビジネスが長続きしません。
お互いが尊重しあってないと中々難しい。
仕事一緒にやるなら、となりにいる属性か自分と同じ属性の人と組むのが良いと聞きました。
理タイプと活タイプが相性が悪いのは
例えば、理と活が事業を二人で経営してて、経営難に陥ったとき。
人員削減で今すぐ何人か解雇しなきゃいけない状況になったとして、こんな感じじゃないでしょうか。
理タイプ:「会社にとって成績の良い人材を優先的に残し、他は容赦なく切り捨てるぞ」
活タイプ:「できれば、この生活で苦しんでる人も、まだまだ未熟だけど残してあげたいな」
理タイプ:「そんなこと言ったら会社が経営悪化したら、お前一人で責任取れるの?」
活タイプ:「キレイ事だけじゃやってけないのはわかるけど、もう少し労わる気持ちとかないの?」
こんな風に反発しあうわけで、お互いがお互いに「こんな奴がいるから世の中が良くならねぇんだよ!」って思いあってると。
「打算的に必要なものを残し、無駄を削り会社を大きく」か。
「部下と親密性を大事に、一緒に切磋琢磨して会社を大きく」か。
利害一致とか感情論とか、ぶつかり合うわけです。
和タイプと猛タイプが相性が悪いのは
和タイプと猛タイプは、いつもスケジュール通りに行動が安定してます。
ただ、和タイプは秩序と安定を大事にしたい思ってるのに対して、
猛タイプからすれば「常識どうりやってるから、いつまで経っても世の中何も変わらねぇんだよ!」って感じでしょうか。
例えば、部活で大会優勝したい猛タイプがいたとして、
猛タイプ:「おい!おめぇら! 放課後の練習だけじゃ足りねぇから、朝練と昼練もするぞ!」
和タイプ:「勝ちたいけど、みんなそれぞれのペースがあるのに、そんなヘトヘトになってまで楽しくないのはどうかと思う」
という感じで、和タイプは猛タイプに直接言えずとも不満を持つ。
いずれ、和タイプから自然消滅するように離れていきますね。
これ会社だったらおそらく、ピリピリ殺伐したブラック会社で、オラオラ猛タイプの上司がいたら、和タイプにとって地獄。
でも、すっごい嫌な上司だなぁ思いつつも、生活かかってる場合だと無理してでも仕事は続けるだろう。
反論するとしたら、みんなで輪を組んで対抗しにいくとか、稀にあるかないかぐらい。
片想い循環について
「理」は「猛」の、爆発的な行動力と成果の速さに惹かれ、
「猛」は「活」の、面白さや癒しのエネルギーなどに惹かれ、
「活」は「和」の、広い視野や聞き上手などに惹かれ、
「和」は「理」の、専門的な理論と軸の強さに惹かれ、
という感じらしい。
100%当てはまるわけじゃないけど、半信半疑で聞いてもらっても大丈夫です。
和タイプは理タイプの「打算的な」部分に反感しそうですが、ズバッとした軸のある意見や専門性に惹かれるようで。
理タイプは、猛タイプはもう必要ないと思った人材は切り捨ててでも、「次ったら次!」って感じに突き進んでいく姿でも、成果を出してる姿に憧れると。
活タイプは、和タイプの和気あいあい仲良くしてる姿や、大人的な紳士な対応に魅力を感じるけど、感情をむき出しにしてしまうから中々それができない。
そして、猛タイプが活タイプに惹かれる相手が、キャバ嬢やホステスにも活タイプが多いらしい。
仕事といえど「すごぉいすごぉい!」とガッチリ褒めてくれし、自己承認欲求も満たしてくれるから、メロメロになってしまうとやら。
余談ですが、男の猛タイプが男の活タイプに惹かれるパターンだと、
工事の親方が「お前、面白いから俺と一緒にスロットやりに来い!」っていうパターンとかですかね。
勤務時間中は、他の真面目な部下にだけ任せて、親方と気に入られた部下だけは遊んで遊んで、
勤務時間終了時間に帰ってくるっていう話も聞いたこともあるので。
片思いされてる属性側からすれば
「理」は「和」のことを、視点は広いけど浅くて自分がないな
「和」は「活」のことを、感情豊かでいいけど子供っぽいな
「猛」は「理」のことを、理論を語るのは凄いけど行動しないな
「活」は「猛」のことを、行動力は凄いけど疲れる生き方だな
というように、
隣り同士の属性は相性は良くても、片方は、なぁなぁに扱って接している場合が多いです。
とはいえ、隣同士でも価値観のズレから仲違いが起こることはありますね。
これも、実績のある人が行動論や考え方を語った時に、
自分と同じ属性か、片思いをしてくる属性が集まってファンになってくれることでしょうと。
そのように、実績があっても価値観による発言によっては、反対属性は寄ってこないだろうの話にもなりますね。
最後に、四観のまとめ
四観でわかることは、自分の強みと弱みなどがわかること。
自分自身の価値観や行動心理を知るヒントにもなったと思いますが、
今すぐ自分の属性に合った考えや哲学に従って生きたほうが、もっと人生有意義に過ごせるだろうということ。
それに、自分が参考にすべき成功者は誰がいいかもわかります。
和タイプだったら、ホリエモンの成功哲学の本を参考にしても、
「なるほどなぁ」って思うことはあっても、いざ行動してみてようとしても中々行動に移せない。
理タイプだって、「ホリエモンの行動と考えは凄いなぁ憧れるなぁ」って思ってても、理タイプも猛タイプのように、完全にはマネできない。
なので、自分の同じ属性の有名人を参考にするのがいいだろうということ。
本屋に行って自己啓発や成功哲学の本とか、どれがいいか迷ってたら、
自分が共感できるな、と思った考え方が書かれた内容の本を選んでみるといいです。
とまぁ四観について長く語りましたが、これでもまだ、1割~2割ぐらいのことしか話してないです。
いつか「四観の全出しセミナー」というものに参加して、共有できる内容あったら色んな人に提供したいかも。
ダメって言われなければですが。