「シタ妻とサレ夫、再構築できるものなのか」
不倫から傷つき、その後も上手くやっていけるか、気になるとこですよね?
旦那に対して不満があるから、不倫に走ってシタ妻になるのも多いですが、結果、後悔する女性も多いなと。
夫婦両者ともに、再構築したいと考えてる時点では、
間男とは関係切ってる状況だろうかなと。
子供がいる場合だと、
片親が、DVや育児怠慢であるなら、離婚する方向性がいいだろうし、
上辺は平穏な夫婦だったなら、
「子供の心を守るためにも、離婚は即決しないほうがいい」となるだろうと。
旦那もいったん感情を抑え、離婚は止めようと思うはず。
シタ妻には「反省」と「償う」気持ちがあること、
サレ夫には、「許容範囲」が広ければ、再構築していけるだろうと。
では、再構築してから、上手くやっていくためのポイントを説明していきます。
皆に聞いた。シタ妻が再構築できる可能性はある?
まず、旦那さんがどんな人なのか、普段からどんな夫婦関係だったのかにもよりますね。
不倫否定派だったシタ妻の方々による、ご意見アンケートをまとめてみたので、参考にしてみてください。
自立してる者同士、信じ合える者同士、損得で決めれる者同士なら
お互い自立している夫婦なら、再構築できるはずです。
自立した者同士、逆にいつでも別れることができると思えるからこそ、再構築も可能です。
お互いのことを尊重した上で、意見や考えを理解し合える冷静さが必要ですが、
精神的に繋がっていると信じ合えることができる夫婦は大丈夫だと思います。
あとは、浮気された方が感情的に物事を考える性格ではなく、損得でこれからのことを判断できる人間であること。
「離婚より再構築が自分にとって得」、と考えた場合は再構築を選択すると思います。
【40代前半の女性】
共同生活者という概念で割り切れるなら
夫婦の営みがなく、生活共同者という概念でなら、再構築が出来るんじゃないかと思う。
お互いに仕事をして、お互いに決まった給与で生活をする。貯金も別々。
あくまでも同じ家に住んでいる同居人のような感覚であれば大丈夫だと思う。
そこに恋愛感情や、夫婦の情が戻るかどうかは分からない。会話もさほどないとは思う。
お互い別のパートナーを外に作って、
夫婦の家はただ帰宅し寝るだけと割り切れるなら、恐らく問題なく仮面夫婦を続けられると思う。
【30代前半の女性】
お互いにやり直したい、尊重したいという気持ちがあれば
お互いやり直したいと思う気持ちが少なからずあれば、修復できる可能性はあるんじゃないかと思っています。
性格は中々変わるものではないし、お互いの直してほしい所とかあれば、言って少しずつ直すように気をつけながらやっていくしかないかと。
あとは、以前から思いやる気持ちを常に持ち、お互いに尊重し合えていたか、どれだけ積み重ねられていたか、にもよります。
性格だけでなく夜の営みなど合う合わないもあるかと思いますが、
相手の良いところを見つけて一度好きになって結婚したわけだから、出会えたことに感謝するべきです。
【20代後半の女性】
「妻がいないと困る」と思う旦那さんであれば
私は基本的に元通りは不可能だと思いますが、普段から家事や子育てを一生懸命やっていたり、
仕事を頑張って家計を助けていたり、「嫁がいないと自分も困る」と思われていたら、修復は可能だと思います。
夫側が普段から家事にも育児にも協力的で、仕事も頑張っていて不倫もしたことがない人だと、修復は難しいと思います。
不倫相手が一夜限りの関係なのかにもよりますが、普段からどれだけ相手を大事にしているか、で変わると思います 。
【30代前半の女性】
思いやりがあり、冷静に話し合えるなら
信頼関係を取り戻すことがとても大切でかつ、1番時間がかかります。
1度失われた信用は長い時間をかけないと、中々戻すことができません。
しかし、お互いを思いやる気持ちを持つ夫婦であり、冷静に話し合う機会を設けることができるなら、再構築できるチャンスはあると思います。
寂しくさせてしまった、悲しくさせてしまった、そういう話し合いができると1番良いですね。
あとは子どもがいる夫婦なら、子どもが再構築の鍵です。
【20代後半の女性】
心の広い旦那さんで、元から愛されていたなら
友達のような関係の夫婦、もしくは、とっても心の広い旦那さんであれば、一度くらいなら許してもらえるのかなと。
不貞行為をした側が、深く反省して言い訳せずに、自分の気持ちを伝えること。
謝罪、これからどうしていきたいのかを冷静に伝えられるのであれば、復縁もありえるかもしれませんね。
本当に奥さんのことを大好きであれば、許さないかもしれないけど愛が大きくて「不倫されたけどそれでも大好き」。
「一緒にいたいから、また前のようにラブラブでいよう」、「夫婦として再スタートしよう」となるのだと思います。
【20代後半の女性】
シタ妻のその後は、旦那のプライドの修復も鍵となる
もう一つ、夫婦に修復に関して。
ここからは、シタ妻でも再構築したいという女性のあなたに、大事な話があります。
旦那が「妻が不倫したという現実」を知った瞬間、
自分が交通事故を起こした時のように頭が真っ白になって、心臓が締め付けられるぐらいのショックだっただろうと。
その場では事実を受け入れたくない。「そんなことをするはずないだろう」って思ってただけに。
なによりも、事実を知ったその後は、
「自分よりその男のほうが魅力があったんだ…」って、
男としてのプライドがズタボロになります。
人間性の魅力だけじゃなくて、能力も自信喪失
「妻とその不倫の男とやり合ってる状況」なんて想像したくないけど、想像してしまう。
「俺よりその男のほうが、テクニックも上手くて、より快感にいったのか…。うぉぉぉぉっ!!! ちきしょうー!!」
怒りとやるせなさがこみ上げてきて、考えたくないほどに心が痛いんですよ。
これ真面目な話。
女性は答えたくないでしょうけど、
妻に「その男のほうが俺より快感だったのか?」
と聞きたくなる男も少なくないんですよ。
男性は能力や評価の世界で生きてるので、能力で認められたいんです。それも大きな項目。
夜の営みがなくなった関係でも、テクニックにこだわる男は多い。
聞くのが怖いけど、テクだけは知りたいっていう。
もし、「その男と俺では、どっちが快感だったか?」という質問が来たら、どう答えるか。
すでに、ありのままに「不倫の彼のほうが性的に最高だった」とか答えているのなら。
もう嫉妬以前に、プライドに大きな傷が残って、消えることはなくなるだろうと。
牙の折れた肉食動物が、覇気がないまま朽ち果てていくようなものです。
「悔しかったらテクニックを磨けばいい」と言われても、
牙が折れたその後では、すぐには「やってやるぜ!」みたいな反骨心すら湧いてこない。
むしろ、「そっちの男がいいならそっちに行け! お前なんかもう見たくない!」と、強情張って突き放したくなる男性もいるぐらい。
そこであなたが、どうフォローしてあげるかによって、再構築できるかにかかってきます。
「テクは劣っても、あなたと一緒にいたい」なんて言われても、プライドは自信喪失なままです。
じゃあどうしたらいいのか。
能力をフォローしてあげる言い方を付け加える
あくまでこんな風に言うと、再構築を考えてくれる可能性あるよということ。
・不倫の彼にない旦那にある優れたテクを褒める
・足りない部分をもっとこうしてくれたらと良いと助言
ただたんに、旦那と「よりを戻したい」とか、感情的な表現するより、
「でもあなたほうが○○が上手いし」などと付け加えると、男のプライドをどん底まで落とすこともなくなりますね。
「感情的」にも「能力的」にもセットで必要とされてると感じれば、
男性の性格によりますが、再構築してやり直そうか、と考えてくれる男性もいます。
とりあえず、旦那から性的な話を突っ込んできたら、言うだけ言ってみるといいです。
ただ、シタ妻となった時点では、拒否する男性もいるので。
傷ついた直後に、憐れみを込めたフォローをしてあげるのは、
余計にプライドが傷つくかもしれないので注意。
男性は、自分で一人で考えて納得したいものなので、逆にそっとしておいたほうがいい場合のほうが多いです。
シタ妻が再構築を失敗しないようにするための心構え
シタ妻が、旦那と離婚の取り止めの話を持ち掛けるのは、それもそれで修羅場ですね。
一度失った信頼を取り戻すことは不可能ではないですが、どうしたらいいか。
旦那もシタ夫になるかもしれない覚悟を持てるか
これからも再構築してやり直していくために、
「誠心誠意、役目を尽くしていきます!」というのもわかる。
自分がどれほど愚かだったのか、反省の態度を示すために「誓約書を書くから!」というのもわかる。
長い期間、失った信用をコツコツと取り戻していけば、夫婦の間に笑顔が戻るだろうというのもわかる。
でも、それだけじゃ足りない。
もう一途な関係が崩壊してしまっているので。
まだまだ不服だと感じる男性は多い。
心のどこかに引っかかったまま、ずっとくっついて、流れないもの。
それは、あなたが一度シタ妻になった時点で、
「旦那も今後、シタ夫になる可能性」を受け入れられるのか? ということ。
いえ、むしろ「私もしちゃったから旦那もしちゃってもいいよぐらい」のことを言える覚悟があるか?です。
たまにシタ妻になってもなお、「え?なんで?」という女性もいるので、問いてみました。
もちろん、「旦那にも非があって、日頃の不満や原因があったから」とかもちろんで、言いたいことはわかります。
ただ、「日頃の不満」と「一線を越える」で相殺するには、比べ物にはならないです…。
純粋無垢な関係を信じてた分だけ、ドマイナスな価値観に変わりはじめているから…。
なのに「旦那にはこれからも、気になる女性が現れても、引き続き我慢してもらう」なんていうのは、
不公平に感じる男性もいてもおかしくない。
シタ妻となった時点で平等な関係を求めるのは難しいですが、
自分も不倫されてもいいのか、自分に問いてみてください。
それと、あなたがこれまで「そのうち、旦那から不倫の彼に乗り換えようかな」と思ったことがあったなら、
旦那も「そのうち、もっといい女性が現れたら乗り換えよう」と思う可能性があるということ。
なにも「期間限定彼氏」とか期間を設定してるわけでもなく、
その時その時で、密かな願望が湧いては、現状にズルズル流されながら生きていますよね?
それはサレ夫の旦那だけでなく、不倫の彼や多くの男女にも言えます。
以上が、シタ妻シタ夫になると、「自分もされても構わない」という覚悟を持てるのかということ。
相手の欠点に「やって」じゃなくて「やってあげる」のつもりで
もう一つ、再構築するにあたって、大事な話。
家事をやらない旦那さんに対して、「イライラして幻滅した」という奥さんの話はよく聞きます。
「なんで自分だけ…」「こんな旦那は魅力がない」とか不満に持つわけですね。
夫婦と言ってもしょせん、
赤の他人同士が共同生活をしているわけで、ぶつかりあって当然だということ。
以心伝心とか常時円満とかは夢物語の話。
お互いに足りない半人前のところは自覚していても、
長い夫婦生活を続けるにあたって、間違いはお互い多々起こします。
確かに、言いたいことがあるときは、我慢せずにはっきり言うことも大切です。
そうでないと、後になって一気に不満が爆発することになります。
でも、そこでお互いが厳しく怒ったり問い詰めるのではなく、
少しでも、柔和な気持ちでもって許しあえる関係にするために、足りない部分をもう一方がカバーしあう。
「これやって」とか「嫌だからそれ直して」と要求しても、
人間どうしても直らないものは直らないんです。
元から掃除しない人は、職場で無理やりできても、家ではやらない。
直るとしたら、例えば、元から潔癖症の人なら、
「鼻毛出てるよ」と指摘してあげると、すぐに直ります。
人間というのはそういう生き物です。
だから、お互いに足りない部分はカバーし合いましょうってこと。
実際にサレ妻になって、どれだけ旦那さんが大切だったか、わかった女性も多いと思います。
ただし、信頼していた相手に裏切られ、深い傷を負って中々消えることはないことも覚えておいてください。
今さら後悔していても遅いので、再構築したいと願うのであれば、できると思いつく限りのことをやっていきましょう。