日本って、ダメな人に対してほど風当たり強いな。
「次の仕事に応募しようと思っても、このまま仕事続けていけるのか…」
と、不安になってしまう人はどれほどいるんだろう。
そんな僕も、能力も凡人以下、人付き合いの悪い、社会に適応できない人間の1人なんだ。
社会に適応できない人というのは国によって異なるけど、
社会が求める一定以上の能力のなさと常識のない人格なんだとか。
でも僕が思うに、誰にだって何かしら能力はあるはずなのに、他人のおかげで個性を押し殺されてることが多いと思う。
とりあえずこの記事では、社会不適合者にとって、生き抜くためのヒントとなる情報も書いてみる。
先に、社会に適応できない人ってどんな特徴かを解説していくかな。
社会に適応しづらい人格一覧
日本人は、言われたことを忠実を仕事をこなす人種と言われる。
でも性格や能力によっては、この日本社会ではストレスに感じることが多い。
うつ病を発症する前に、逃げ道を作っておいてほしい。
ということで、まずは以下の人格に当てはまってないかチェック。
気が弱そうに見えて大人しすぎる
気が弱い、あまり自分からコミュケーションを取れないのもそう。
相手からも見て「コイツ気が弱そう」と見られるせいで、イジられやすい&八つ当たりされやすい的でもあるなと。
致命的なのが、声が小さいとナメられる確率が高い。
口の悪い奴が職場にいたら、モラルに欠けた発言を食らう可能性大だから要注意。
イジってくる相手によっては、一度イジりイジられ関係性が出来上がってしまうと、イジりから抜け出すのが難しくなる。
本当に適応できる職場って限られるけど、精神的なストレスがたまりすぎる前に、職場を変える検討してみたっていい。
石の上にも3年というけど、3年とか何十年も我慢する前に、うつ病で退職する羽目になるのもなんだか考え物。
頑固で真面目すぎる
「こうゆう細かいところもやっておかないとダメだ」
「これをやっておかないとお客さんから苦情が来る」
というような、堅実で向上心を持って取り組んでる人っていうのも、重宝されるはずなんだよ。
でもなぜだか、仕事ができる人だろうと、それが仇となってしまう職場もたまにある。皮肉な世界だ。
何かの問題点について上司に抗議してしまうものなら、
物事が正しい悪いとか関係なく、正論かざすと「気に入らねぇ」の仕返しを受ける可能性が。
同僚からもウゼーと思われたり。
とはいえ、なぁなぁで適当に仕事を済ます人間も多いし、
自分なりに真面目に考えて取り組める謹厳実直な人って中々いない。
こんな報われない世の中だし、それがキレイに咲ける場所が見つからなくて困ることなんだけど。
周りと同化できない人
例えば職場で、
・自分だけちょっと髪形や化粧で目立って浮いてる人
・仕事の休み時間になると常時どこかに消えていく人
・会社の飲み会に参加しようとしない人
・仕事中暇だからといって周りの空気を読まずに堂々と遊んでる人
日本の風習はお構いなし、周りにどう思われてるか、あまり気にしない。
「人は人、我は我」という人間は、同類と見なされず、のけものみたいな扱い。
我が道をゆく人は、次第に周りからの受ける発言がウザくなったり、あるいは距離を取られたりされることが。
そんな扱いを受けてたら、精神的なストレスを感じて仕事を辞めてしまうことがあるかもしれない。
飲み会参加拒否も異端児扱いされるなと。
僕なんかも飲み会なんて、ちっとも出ない異端児なんだけれど。
周りの目も少々気にはするけど、断れるものは断るけどね。
でもね、別に飲み会に参加する事で仕事が向上するキッカケするわけでもないし。
そんな強制的な義務感では、上司との信頼関係が構築されるはずもない。
意味のない無駄な時間を費やすくらいなら、家に帰って漫画本でも見てたほうが、人生が有意義になるよと。
自分を過大評価しすぎて高待遇を求めている人
自分を過大評価をしすぎるあまり、下等な職業で安い給料が嫌だと思ってる人も当てはまるみたい。
「こんな仕事つまんねぇし底辺だ」
「オレはもっとハイレベルな仕事をするに値する人間」
「こんな低収入な給料じゃ自慢できねぇ」
「やってらんねぇ」と感じてしまんだろう。
せっかく就いた仕事を辞めては次の仕事を探し、さらに次の仕事でも「何かしら割に合わねぇ」と不満を感じてしまったり。
どうしても、こだわりが強くなってしまうこと多い。
どんな資格を持っていても、自分はスゲーと思っていても、実績がないと経験重視の会社への就職は難しいところもある。
簡単すぐに給料を上げさせてくれる会社も中々ないだろうから、
なんなら自分で起業するなりして、ガッツリ稼ごうとする道もアリかもしれない。
人と同じことをするのが嫌い
どこにでも見るサラリーマンとか現場作業員の一部に見られるのが嫌。
特別な目で見られたいという自己顕示欲を持っている人。
仕方なくみんなと同じような仕事はするものの、いつかすぐに飽きる。
アクションスター、芸術家、バンドマンといった夢追い人、何かで目立ちたいという理由も特にそうだったりするかな。
それでも毎朝死んだ魚の目をしてるサラリーマンよりは、
夢を諦めずに追いかけてる人のほうがイキイキしているなと思っている。個人的には。
それもそれでいいんじゃないかと。
自由奔放に生きたいと思ってる
仮に就職したとしても、潜在的に「こんな生活を求めてない」と感じる人とか。
「もっと自由に生きてあんなこともこんなこともやりたいなぁ」と、諦めがつかない人とか。
「自分の人生ってこのままでいいんだろうか」
と、ふと自分の心に向き合ってしまって、人生の方向性に苦しむことがよくあるはず。
若いうちにしかできないことをやりたいと思うし、死ぬまでにやりたいことしてから終えたいと思うことだって。
退職してフリーになってまで、自分探しの旅に出る人や、海外の旅に出る人とかもそう。
「雇われる」こと自体が苦痛なので、日本に帰って再就職を目指しても、
「まだまだやりたいことがあるなぁ」と感じて病み始めると。
このタイプの場合、雇われの身から抜けて「自分で稼ぐ道」に進むことをお勧めする。
細かいことを気にしすぎて不安になる
ちょっと注意されて、「上司はイライラしてないだろうか」とか、人の顔色を窺っている人など。
「他人に自分はどう思われてるんだろう」って考えすぎたりすることが日常茶飯事。
ちょっと些細なことで、朝から寝るまでずっと気にしてしまうことが多々。
メンタルがデリケートすぎるからか、ちょっとしたことでも嫌になったり。
人間関係で辞めてしまうのはまさにこれで、もう職場探しにも苦労する。
あれやこれやとオートマチックに考えすぎてしまうから、
精神的にストレスで体調を崩してしまう。注意が必要かな。
だから僕も、人間関係に悩みたくなかったし、「一人でできる仕事」を必死に探していた。
ネガティブすぎるほど疑問を抱えすぎてる
どちらかという日本人は、内向的で考えてから動く人が多いような気がする。
「一生こんな職場で自分やっていけるの?」
「自分って使えない人間だと思われてないかな?」
「本当にこの上司は心からそう思って言ってるの?」
「生産性の向上の目標とか言ってるけど、結局は人減らしたいだけじゃないの?」
自分の仕事ぶりのことや、会社の方向性や不満のこととか。
自分のやることが自信がなかったり、相手に対しての迷いを感じてしまう人も多いと思う。
「一度、職場を変えた方がいいんじゃないか」とか考えだしたりして、不安になって辞める人も少なくない。
とりあえずそれもそれで悪くはない。
ほとんどの企業は、従業員の能力だけじゃなくて、
だまって会社のために働く人、余計な意見を挟んでこない人、意見しない従順な人を好む傾向がある。(偏見と思われても仕方ない)
とりあえず、会社の要求レベルと自分の能力がマッチするところで働ければいいんだけど。
心がキレイ純粋すぎる
人の立場や痛みを思いやったりできる人とか。
学生からすぐ社会に出たら、自分の想像以上の現実のギャップに、心にショックを受けることは多いと思う。
社会経験が全くない学生に多い。でも社会の汚い部分に染まっても、心は痛いままの人もいるから。
「なんで部下を”役に立たない”とか平気で傷つくこと言えるの?」
「なんでそんなに怒らなくてもいいところに罵声飛ばすの?」
「お客さんにバレなきゃいいからって偽装するのは心が痛い」など。
例えば、食品製造会社で月収100万も稼いでるからって、
「健康に良い」とだまして稼いでる仕事が立派と言えるのかどうか、深く考えぎるがゆえに心が痛んでしまう。
善悪について考えすぎて辛いだけなら、無理に嫌だなと思う会社に、ずっと身を置かないようにしたいところ。
なにより嫌だなと思う人達のとなりにいるだけで、自分の人格が変化してしまうのも科学的も立証されているから。
自分のやってる仕事にプライドを持てないなら、ただ苦しいだけだし。
キレイ事で辞めると、世間から社会に適応できない人とかレッテルを貼られそうだけど、
そんな世間の人達に堂々と言えない仕事を、無理に続けさせようとする企業のほうが問題だから。
もっと自分の気持ちに対して正直に生きていい。
社会に適応できない人の能力一覧
仕事ができないと、仲間外れのようで疎外感を感じることもあるかもしれない。
一所懸命やっているつもりでも、「あれもこれもダメすぎる!」と、自分にだけ風当り強く注意してくる人間もよくいるのだけれど。
でもこれだけは覚えておいてくれ。
自分のできない弱点というのは、本来は愛されるもの。
弱点は、誰かに役割を与えて「役に立っている」と感じさせる、存在意義を与えるものだということを。
それじゃ、社会に適応できない人が、能力で苦しまれることの一覧も説明しておくけど。
物覚えが悪すぎる
僕もそうなんだけど、人によって一回で記憶できる人もいれば、
一つの事に2、3回、または10回くらい注意されてからやっと覚える人とかたくさんいると思う。
そして、仕事である以上「同じことを失敗したり何度も聞いても大丈夫だ」と言ってくれる会社は少ないけど。
だから、殺伐としてて忙しい職場や覚えることが多い職場ほど、
できるだけ1回で覚えれなければならないことから精神的に辛くなる。
さっさと覚えていかないと、何に対しても威圧的に怒られるっていう関係性ができてしまう可能性が。
「さっきも言ったよね?」
「何回も言うけどさぁ」
「だからこれはさぁ」
のような言葉とか、ビクビクするようになってきたり。
毎日強い口調で言われ続けると、精神的に参って辞めてしまったり。
となると物覚えが悪いなりに、就職する前にその仕事の予備知識を付けるとか、職業訓練など経験しておくとか、考えられる限りのことをやっておくとか。
また、自分の靴のサイズにピッタリのような職場を探すのなら、自分のことをよくわかってる友人と相談したり、就職アドバイザーと相談してみたりと。
仕事スピードが遅すぎる
職場が求める一定以上のスピードでできない場合、
日本も資本主義の国だから、会社も売上かかっている以上は威圧をかけてしまう。
「もっと速くやってもらわないと困る」と煽ったり、恐怖で動かしたり会社も多いけど。
例として、商品の仕分けやパソコンのデータ入力といったものでもそう。
たかが単純作業とはいえ、スピードを上げるコツをなかなか掴めない人だっているのにな、、、と思う。
覚えるのに時間かかる仕事だってあるし、焦らせないでやらせてほしいものだよ。
生まれつき頭の回転が速い遅いもあるし、脳力の関係で、話すスピードが速い遅いだってあるから何とも言えない。
「スピードが速くなるコツ」という本を読んで頭に叩き込んでも、
それが全ての人が格段にアップするかは断言できない。
最近は求人や本にある「誰でもできる」というフレーズが信用できなくなってきた。
職場によってもレベルも様々だから、「ゆっくりでもいいから確実にやって」と言ってくれる会社を探すしかない。
「スピードも大事だけど質を確実に」というような仕事とか。
不器用すぎる
例えば、技術系やクリエイティブな仕事、調理とか電子部品の製造といった仕事は、
手先が器用じゃないと、いっつもいっつも、上司から細かいダメだし文句を食らってしまうことがたくさんある。
手先が器用じゃない人が、果たして、怒られながらも頑張って続けていれば文句を言われないようになるのか。。。
5年経っても怒られている人もいるし、10年も経っても怒られている人だっている。
続けたいと思う情熱や利益になるものがあるかだけど、そこまでして続けれるかが考えどころ。
手先が器用じゃないと難しい仕事は、何年も苦労することにはなるのだけれど。
一応、逃げる判断基準として、
その職場で「10年も20年も長くやっていけるか?」「この会社で所属していたいか?」ということを早いうちから考えておいたほうがいいかも。
自分から上司と会話ができない
僕もそうなんだけど、口下手な人は、ほとんどの職場で苦労する。
一定以上仕事できる能力プラス、コミュニケーションスキルも仕事の一部に含まれると。
嫌な上司から話しかけてくるなら、どうイジられないように対応していくか。
また、話しかけづらい無口な上司ほど、自分からコミュニケーションを取っていけるかもカギになってくる。
「飲み会で自分から上司にそばに突っ込みに行って関係構築できないから、人生上手くいかないんでしょ?」という老害のアドバイスもあるほどだし。
とりあえず、少なくともニュースの話でも、ふしだらなパチンコやマージャンの話でもいいから、
とにかく話題を吹っかけて、コミュニケーションを取りやすくしておく必要があったり。
超内向的人間だと辛いだけだから、無理はしなくていいけど。
そうじゃないと、その声をかけづらい上司に、
何かについてわかんなくて困った時なんか、聞かなければいけないこととかでも、聞きづらくなることが多かった。
とはいえ、ご機嫌取りなどのテクニックを駆使できたら中々だけど、
自分がゴマすりとか気に入らない性格だったら、性格が邪魔してできないかもしれない。
本質の自分じゃない自分を演じるのは、精神的なストレスがたまる一方。
社会不適合者の味方、就職支援サービスも手段に入れよう
どうにかして、どこかの職場で働いていかなければならないのは、誰だってわかってるはず。
でももしかしたら、あなたが適応できる職場が、社会のどこかに隠れているかもしれないから。
なんだかこう言うと、
「自分が適応できる職場とか、探しまくれとか言うのか?」
「自分の強みもわからないのに、どうやって適職を見つけるの?」
なんていう声が聞こえてきそうだけど。
そのような意見は痛いほどわかる。
何が向いてるのかもわからないのに、闇雲に探してありつけたとしても、自分が挫折してしまう職場には当たりたくない。
僕も何度も「退職します」と言って、転職を繰り返す度に自信を失っては、何度死にたくなるような精神的な落ち込みを味わってきたことか。
だから、自信の無さから1か月も経たないで辞めてしまわないために…
「就職支援サービスを力を借りよう」ってことを伝えたい。
たとえば、29歳まで限定だけど…
ウズキャリ既卒という就職支援サービスが存在する。
ブラック求人は一切なしなのが特徴で、なにより入社後の定着率が90%だから、引きこもりだった人にも続けられる仕事が見つかることも珍しくない。
ウズキャリは、東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄の人が対象。
ただ、対象外地域の人でも、電話面談やSkypeができるのなら、求人を紹介してもらえることもある。
あとは、弱者のための就活記事とか参考にしてくれ↓
仕事できない人の生き方は、他にも道もある
一見、仕事できないが、何もかもダメそうに見えても、どんな人にも必ずどこかに長所があるはずだから。
ちょっと無理にでもいいから、「自分にも強みはあるはず」だと、少しでもいいから自分で自分のことを信じてやってみてくれ。
どんなに能力が低い社会不適合者でも、他人に喜ばれる力を持ってるということを。
自分の弱点をよくわかっているのは自分だし、なら自分の強みもわかってあげようと考えてみてほしい。
逆に何が強みなのかわからないなら、
たとえば今の目の前のあることを全力でやってみたり、他のやったことないボランティアに参加してみたり。
または遊びでも旅でもスポーツでも女遊びでもいいから、色々な経験をしよう。
そうして経験を積むことで、自分をもっと知れるようになって、向いてること向いてない事の判断もできるようになってくる。
いつか、「意外とこれ、自分できそう」というものに出会うかもしれないから。
それと、日本人って他人を褒める人が少ないからか、やたら欠点がある時にだけ、指摘する人ばっかり。
それだけ褒められて生きてきた人が少ないっていうのもあるんだけど。
でも言われる側は、自信が持てなくなって、自己嫌悪も抱いて生きていくことになる。。。
だから、ダメ出しばかりして、いつも自分の気分を下げてくるような人だけは距離を置いたっていい。
さすがにもう、否定とか注意とか評価とかされるの疲れてきただろう。
とりあえず言えることは、誰だって向き不向きはあるから。
人それぞれ、能力に合った作業ペースで覚えていければ、ほとんどの人は一定以上のレベルまで上がるはずなんだよ。本来は。
まぁそれとは逆に、社会的能力があっても、判断の仕方がおかしくて、多大な借金して道を外す人もいるんだけど。
でももし、どこに就職しようとしても、生き辛さを感じたりするのであれば。
人と関わりたくないなら、社会不適合者でも「ネットで稼いで生きていく方法」もあるんだよってことも、頭のどこかに覚えてもらえればと。
仕事ができないからって、無理やり雇われて適応しようとか思う必要がなくなるかもしれないから。
ということで、社会のための適応じゃなくて、まずは自分がどんな生き方ができれば幸せなのか、もう一度ジックリと自分の心に向き合おう。
仕事は社会のためだけじゃなくて、自分が幸せになるための手段の1つでしかないから。
それじゃお終い。