2chで出会った悪口の多い男を追い込んだら包丁を向けられた話

knife-logo-mark

僕(リュウタ)が高校生だった頃の夏休みの思い出。

僕のかつての友人サソリ男くんと、格ゲーで遊び暮れていたある夏休みの日。

出来事は、サソリ男くんが2chで出会ったある浪人大学生(当時24歳)と会おうと言ったことから始まった。

今思えば、高校生にしてそこそこ危ない出来事だったのかな。追撃しなくて良かった。

 

最初は誘われたことに戸惑っていた。

2チャンネルで書き込みをする人って、誹謗中傷のイメージしかなくて何考えてるかわからないからさ。

しかもネットで男が男と出会うとは。。。

 

というのもサソリ男くんは、ある格ゲー大会に出るために切磋琢磨し合える仲間が欲しかったらしい。

「批判多いし言い訳しかできねぇ奴だから、ちょっと会いに来てくれよ」

って言うものだから、仕方なくどんな人なのか確かめるために、大学寮まで訪問することに。

 

まぁその2チャンネラーという大学生のおかげで、僕の社会観というものが少し変わった気がする。

※この記事は長いストーリーライティングです。

3人で格ゲー大戦しようの話から始まって

サソリ男くんが突然、「今日2チャンネラー浪人大学生の野郎と会ってみない?」っていう話になって、その日に会うことに。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
今日俺の友達(リュウタ)を連れてきてもいいですか? んで3人でキング〇〇ファイターズで対戦して遊びませんか?

 

奴

友達? んーまぁいいよ。またオレの部屋か。

 

という感じにOKをもらった。

 

そして日が沈む頃から、

僕とサソリ男くんはチャリンコに乗って奴の住む大学寮へ向かう。

bike-riding

 

当時は高校生だろうと深夜徘徊なんて日常茶飯事だった。

中学生のころから夜中でもアチコチのゲーセンを駆け巡っていたり。(不良じゃないよ)

2チャンネラーに大学寮の部屋に招待してもらう

湿気とムシムシと漂う中、小汗を流しながらも、家から1時間かけて奴の大学寮に着いた。

サソリ男くんが「着きました」とメールを送信。

数十分後に、大学寮から浪人大学生が出てきた。

university-accommodation

 

リュウタ

リュウタ
どうもこんにちは。

 

と、僕はとりあえず軽く挨拶してみる。

 

奴

君がサソリ男くんの友達? ふーんそうなんだ。

 

今思えば、お互いに名前を明かさなかったけど、奴は挨拶すら返してくれなかった。

 

しばらくその場で数十分くらい適当に雑談。

寮の部屋の中にいる、2チャンネラーの奴のルームメイト?がいなくなってから、

 

奴

じゃあとりあえず俺の部屋に行くか。

 

と、奴が先頭を切って、みんなで大学寮の中へ入っていく。

部屋の中に入ってから早速ウザい発言を聞く

dorm-room

 

2チャンネラーという奴の部屋の中に入ると、テレビの前には大きな脚立があって、雑誌が転がってる。

テレビの前に3人座るには狭いから戸惑っていたら、

奴がこう言った。

 

奴

この脚立をこっちに持ってきてここに置けばいいだけのことだから。頭使うように。

 

なんだコイツは・・・。

 

リュウタ

リュウタ
(頭使うようにって、他人のものを勝手に触ったりしちゃいけないことがあるだろうが。)

 

と、僕はそう思いながら、サソリ男くんに視線を送るとアイコンタクトを返してくれた。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
(そうそう、こういう奴なんだよ・・・。)

 

と、テレパシーを送ってくれていた気がする。

 

ちなみに悪口をネットでしか言えない2チャンネラーというのは、

・いつも自分のほうが正しいと思っている
・相手を否定したり貶すことで優越感に浸る
・根拠のある意見の説明が長くできないor途中で逃げる
・事実でないことを言って仲間を構築して、相手を総攻撃
・「こんな言葉を書いたら傷つくかな」っていう思考がない

 

というのが主な特徴。

奴は僕達が年下だからということで気を遣っていないのか、もうリアルで会ってても正体が見え始めている。

 

あともう一つ疑問があった。

サソリ男くんが2チャンネルで奴と会ったってことは、サソリ男くんも2チャンネラーなのかどうか。

2チャンネルに参加して書き込みしてるのかもしれないけど、ガチな2チャンネラーではないと思ってる。(多分)

奴と実際に格闘ゲー対戦を開始

video-game-party

 

プレステ2でキング〇〇ファイターズという格ゲーを開始する。

どちらか片方が負けたら、コントローラーを交代していくという方式で。

※ゲーム名を知らない人はごめんなさい。

 

サソリ男くんの話によると、2チャンネラー出身のこの男は、

「俺強いほうだよ。」

と言うわりには、負けそうになると、

「今日調子悪いからな」

というような言い訳をする奴らしい。自分の強さや負けを認めない奴。

奴はヘラヘラ笑いながらゲーム。

ヘラヘラ笑っていることで、「俺本気でやってないからな」っていう雰囲気も作ることもできるんだろう。

「この技を喰らったら恥だな(笑)」

奴が言うには、とあるキャラクターの技を空中で喰らってしまったら恥ずかしいらしい。

ゲーム開始から30分過ぎ、そこそこやり込んできた頃ぐあい、奴と僕が対戦中に奴が放った言葉、

 

奴

この技を喰らったら恥だな(笑)

 

ちょうどその時、僕も奴と同じキャラを使っていたので同じ技を使ってみた。

game-play-1

 

リュウタ

リュウタ
あ、当たった。

 

言った本人が当たってくれた。

 

奴

・・・。

 

喰らったら恥の技に「当たった」と言ったから、奴は数分無言になってしもうた。

イラっとさせるポイントになった一つだろう。

なんか奴が差し入れのポテトチップスの袋を渡すときなんかも、「これ食っていいよ」って、ボンってゴミを投げるように渡すし。

 

自分が当たったなら、

「やっべー俺が当たったw 俺が恥だ(笑) ハハハ!」

って言ってくれればまだいいんだけど、そうは言ってくれなかった。

 

ちなみに3人の中でゲームの強さ関係についていうと、

僕が奴より少し上くらいかで、サソリ男くんが一番強い。

負ける寸前で「肩イタイ」発言して終了

奴は3人の中で負け数が少々多いのかわからないけど、

 

奴

そろそろ他のゲームでもやるか。俺ギル〇〇ギアの方が得意だから、そっちやろうぜ。

 

と切り出したので、ギル○○ギアをやることに。

僕はギル〇〇ギアはあまりやったことないので、サソリ男くんと奴の対戦を観戦する側に回る。

 

どうやら、ギル〇〇ギアでもサソリ男くんのほうがレベルが上手のようだ。一回戦見ただけでもわかった。

二回戦目もサソリ男が繰り出す連続コンボで、奴を負かして終わる所だった。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
ふっ! ほっ! とぉ! しゃぁ! 超必殺に繋ぎぃ!

 

ドドっ! ドドっ! ドドっ! ドドドンっ!

game-play-2

 

ナカナカの長いコンボ。

連続技を食らってる最中のキャラクターは動けない。

しかも終わった頃にはHPゼロだから試合終了になる予定。

 

そんな時だ。

連続技で喰らって負ける寸前、

奴はこう言い放った。。。

 

奴

肩イタイ。

今日はこの辺で終わるか。

 

リュウタ

リュウタ
・・・。(おいおい、今それ言うタイミングかよ!)

 

1時間もいかなかったかな。

まぁなるほどって思った。

「調子悪くなってきたら本気なんか出せないし」とか、いくらでも誤魔化す理由を作れる奴なんだと。

 

※今から2チャンネラーの奴の名前を「肩イタイ」と命名する。

大学寮の外に出た直後、2ch風な宣戦布告的な悪口メールが来た

肩イタイとほざくので、仕方ないので解散して帰ることに。

大学の玄関を出る。

 

チャリンコ乗場で、しばらく「肩イタイの野郎どうだった?」とかの話をしていたら、

奴からサソリ男くん宛てにEメールが来た。

e-mail-message

 

メールの中身は、僕が気に入らないというマジな内容だった。

【from 肩イタイ】

今日お前が連れてきた物体は一体なんなんだ?

社交性もねぇ、年上の先輩に対する気遣いも礼儀もできてねぇ。

クソ生意気な奴だと思わないの?

本当はオレの部屋に上がらせたくなかったんだよ。

だからもう二度とソイツ連れてくんなよ!

 

僕は最初、怒りというよりは呆気に取られていた。

自分ではそこまで怒らせるようなことしてなかったと思ってたんだけどね。

心当たりと言えば、

奴の言った「当たったら恥だな」っていうのに対して「当たった」を言ったのはまずかったのかもしれないけど。

 

リュウタ

リュウタ
・・・なんなのコイツは。初めてだし。 解散した後からガチな悪口メールを送ってくる奴って。

 

サソリ男君

サソリ男君
あぁ、あのヤロウ途中機嫌悪い態度してたっけな!

俺ムカついてきたらもう一回部屋に戻ろうぜ!

 

リュウタ

リュウタ
戻るって言っても、入口はオートロックで鍵が掛かってるし、大学生しか入れないんじゃないの?

 

サソリ男くん

サソリ男くん
んだなぁ、あの野郎に電話してまた中に入れてもらうよう頼んでみるよ!

 

サソリ男くんが電話をかけて再入寮を試みるが

プルルルル・・・プルルルル・・・

肩イタイ

肩イタイ
はい、もしもし?

 

サソリ男くん

サソリ男くん
あのすみません。

さっきのことで直接会って謝りたいんですが、もう一度会ってくれますか?

本人も謝りたいと言ってるんで。(でっち上げ)

 

肩イタイ

肩イタイ
いや、無理だから。今日は疲れたからまた今度ね。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
そうですかぁ・・・。

 

まぁ、肩イタイの奴もこちらが反撃してくるんじゃないかも計算して、「外に追い出してから中傷メール送信!」って計画だったんだろう。

2チャンネラーって匿名という安全地帯から誹謗中傷するのが好きだから、真正面衝突は難しい。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
あともう一つあるんですが、俺のメガネケース持ってて部屋のどっかに落ちたと思うんですよ。

俺だけでもいいんで部屋の中を探させてください。

 

肩イタイ

肩イタイ
いや無理だってば。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
ホントお願いしますよぉ。5分くらいで終わるよう早くするんで。

 

肩イタイ

肩イタイ
いやだから無理だって。

 

しばらく無理無理と断れるやり取りが続いていた模様。

これ以上は無意味と判断。

さすがのサソリ男くんも堪忍袋の緒が・・・

 

ブチん!!

 

と、切れた!

肩イタイの奴を脅しにかけて煽りまくる

もう話にならないので、サソリ男くんは電話で反撃することに。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
ケンカ売ってんすか?!

アンタいい加減にしろよ!!

 

肩イタイ

肩イタイ
は? 何言ってんのいきなり。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
大学寮を出てから下らねぇメールを寄こしやがってよ! なめんじゃねぇぞ! ぶっ殺すぞこのクソっタレ!!

直接会って言えよ!

 

ここからは完全にサソリ男君のペースだ。

怒気を込めて電話越しに炸裂!

僕はそのサソリ男くんの電話姿をただ見ているだけだったけど、

なんか、、、

頼もしい!

 

サソリ男くん

サソリ男くん
あのさぁ、さっさと俺を中に入れたほうがいいよ?

俺こう見えて顔広いしヤンキーの友達に頼んでここを開けてもらうことできるんだぜ?

さっさと自分から開けて土下座したほういいよ?!

 

肩イタイ

肩イタイ
知らねぇよ。開けれんなら開ければいいよ。

ていうか、そんなことできるわけねぇし。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
いやいやいやマジでさ。

お前知らないけどオレを敵に回さないほうがいいよ?!

言っとくけどそのヤンキーの友達っていうのは全国で名の通ったヤクザの〇〇組の出身でよ!

お前のこと四六時中監視することだって容易いからね。グループでお前のこと囲んでボッコボッコにしちゃうよ?

 


あぁ、そう。だから?

警察、呼ぶからいいけど。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
お前どうする?

俺ここの入寮者リストなんて調べるのもチョロいし、お前の個人情報とか顔写真を街中のヤンキーたちにバラ撒いて、お前これから街を歩けなくさせるよ?

それにお前が2chで使ってるIDとか、ネット回線から名前や住所の情報も特定することもできっからよ!

お前を仙台湾の海に重りをつけて沈めてよぉ、行方不明扱いにさせることもな!

まぁ、今から友達に頼んで明日の朝までにお前をボコボコにしに来るから!

首洗って待ってろよ! じゃな!!(ピっ!)

 

次から次からへと即興の言葉がポンポン出てくるとか。

サソリのごとく口術のマジシャンのよう。

口喧嘩ではサソリ男くんには勝てねぇな。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
おし! ビビってるビビってる!♪

チャンスだぜおい! アイツ声が震えてたっけもん!

さっきのはハッタリね!

このまま畳み掛けに行こうぜ!

 

リュウタ

リュウタ
よくもまぁあることないことで脅せるよなぁ。

・・・で、どうやって中に入るんだよ?(2回目)

 

サソリ男くん

サソリ男くん
とりあえずさ、入口まで戻るぞ!

 

よくわからないけど面白い展開になってきた?

「何とかなるだろう」の勢いだけでとにかく玄関入口に戻ることに・・・。

大学寮のエントラスホールに他の大学生達がいた!

knock-on-door

 

中を覗いてみると、

エントランスホールで雑談をしている大学生が3人ぐらいがいた!

もしやこれはチャンス!

 

サソリ男くんが外側から大学生達に呼び掛けようとする。

コンコン!

ガラス戸にノックノック。

 

一人の大学生がこっちにやってきた。

 

ある大学生

ある大学生
どうかしました?

 

サソリ男くん

サソリ男くん
すいません、自分ここの入寮生(嘘。高校生)なんですが、鍵を忘れてしまって入れないんですよ。

 

ある大学生

ある大学生
そうなんですか?

 

サソリ男くん

サソリ男くん
すみませんが中から鍵開けてもらうようお願いします。

 

ガチっ

 

すんなり解錠してくれた。。。

そして、、、

 

中に潜入成功!!

 

サソリ男くん

サソリ男くん
よっしゃぁ! 行くぞ!

 

サソリ男くんが先頭を切って、奴のいる2階まで勢いよく歩いていく!

再び肩イタイの部屋に勢いよく入る! そして!

ドンっ

と勢いよくドアを開けて奴の部屋に入る。

dark-aura

 

奴はイスに腰を下ろして、警戒態勢の様子だった。

 

床を見ると、さっきは無かったはずのハンドバッグがあった。

マジでヤクザの話を真に受けていて、逃げる準備をしていたのが窺える。

 

だが構わず僕たちは土足で部屋に上がる。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
よぉ!また来てやってたぜ!!

仲間に頼んで開けてもらったぞ。

てめぇさっきはよくも調子こいたメール送ってくれたな!

 

サソリ男くんはそう言いながら、床にある奴のハンドバッグに蹴りを入れた。

 

ドンっ。

 

すると、肩イタイの奴が恐ろしい形相をしながら立ち上がった。

 

肩イタイ

肩イタイ
おい! 人のバッグ蹴ってんじゃねぇよ!

 

と言いながら奴は、、、

ん? 何か、、、

腰から何やら光が反射する、、、

さり気なくスッと、、、

a-knife

 

それ包丁じゃねぇぇか!!

 

対ヤンキー用の護身術として用意してたの?

サソリ男くんがパニックになって叫ぶ・・・

サソリ男くんが驚いて後退。

逆に僕が先頭になった。

3人の中で真ん中のポジションに。

僕にも包丁の切っ先が向けられる。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
包丁振り回していいと思ってんのかぁぁぁ!!!?

 

サソリ男くんが取り乱して叫んでいる。

・・・さて、この状況どう対処するか?

僕はサソリ男くんなりの対処法を拝見してみる。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
てめぇ証拠品として動画取るぞ!

ほらっ! ほらっ!

 

サソリ男くんは僕の背後から携帯電話で動画を取ろうとしている。

そんなことしようとするうちに、

肩イタイの奴が動き出した!!

 

肩イタイ

肩イタイ
おい! てめぇ撮ってんじゃねぇよ!!

 

肩イタイの奴が包丁を構えながらサソリ男くんのほうへ向かっていく。

僕は奴の前進を阻止するため、

 

リュウタ

リュウタ
おい危ねぇだろ! 一旦下がれよ!

 

と言って奴の胸に手を当てて、ドンっ!と後方に押し返した。

knife-attacking-scene

 

肩イタイの奴はよろける。

 

それからチラッと後ろを振り向いてみたら、

 

あれ?

 

disappear

 

サソリ男くんがいない!!

 

置いてけぼりか?

サソリ男くんは、しっぽ巻いてトンズラ・・・

僕は置いてけぼり、ポカーン・・・(゜д゜)

僕と肩イタイの野郎と二人だけになったのだが。。。

リュウタ

リュウタ
(おい、なんか困ったなこれ。こっから1人でどうすればいいの?

何言っていいのかもわかんないだけど。)

 

まぁ僕にはボクシングだけでなく空手の経験がある。

心臓バクバクするほどでもない。

いや別にいいんだよ。

このまま肉弾戦に持ち込んでも、空手技で包丁をさばいて避けられるだろうという変な自信があったから。

 

とはいえ、これ以上乱闘や騒ぎを起こして、他の大学生に見つかったり警察沙汰になるのも御免だなぁとも思っていた。

とりあえず捨て台詞を吐いてその場から退場

こちらから攻撃しない限りは包丁は使ってこない。

さんざんメールで言いたい放題に言われたので、こっちも言いたいことを言わせてもらうことに。

僕は肩イタイの野郎に近寄る。

 

とこっとこっとこっとこっ・・・

 

と、奴の近くまでに。

そして睨めつける。

 

リュウタ

リュウタ
お前包丁とか持ち出すなんてマジ弱虫だな!

頭おかしいんじゃねぇの?

サソリ男くんが誰だか知ってんのか?(なぜか言ってみる)

 

肩イタイ

肩イタイ
・・・知らねぇーよ!

 

まぁそうなるよなw

 

リュウタ

リュウタ
まぁお前みたいな弱虫君を殴っても価値ねぇし警察沙汰になるのはごめんだから、もう帰るよ。

 

と捨てセリフを吐いて、踵を返して部屋を退場。

look-back-at-him

 

大事にならず済んだ。(後ろから刺されなくて良かった)

 

ここまで読んでくれた人は、「包丁向けられたくらい大したことないだろ」って思ったかもしれない。

実際に初めてこのような状況と対面すると、戸惑うかパニックになると思う。

エントラスホールでサソリ男くんと合流して外に出る

一階まで下りると、サソリ男くんが待っていた。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
俺いなくなった後どうしてた?

 

リュウタ

リュウタ
特に何も。

それよりひでぇよ。言い出しっぺがイキナリ一人だけで走って逃げて。

途中までは男らしかったのにな。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
いやオレ、リュウタも一緒に逃げて来てるだろうと思ってたから。

一階まで全力疾走で、ズダダダダっ!て、目の前だけ見て走ってきてたんだよ。

 

running-away

 

リュウタ

リュウタ
あんな奴、包丁持ってても二人で何とかなったでしょ?

 

サソリ男くん

サソリ男くん
いやあれマジで冗談じゃなく、何しでかすかわからなかったよ。

刺されてもおかしくなかったから!

アイツさ、目がマジでイってたもん! 目の焦点がズレてたっていうかさ。

 

リュウタ

リュウタ
まぁ研いでない包丁なら大丈夫っしょ(根拠のない自信)

一直線に突っ込んできたところを前蹴りで吹っ飛ばすとかね。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
いやオレねぇ、それでも一生治らない傷を負うことだけは避けたいんだよ。

 

リュウタ

リュウタ
どういうこと? 別に死ななければいいじゃないか。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
あのねぇ、何て言うのかな。

例えばさ、【ポケモンのパール・ダイヤモンド】のうちのパールっていうほうのゲームソフト壊れたら、みんな普通に「また同じパール買えばいいじゃん」って思うでしょ?

でも俺は同じパールだとしても、自分が愛用してたパールが壊れることにショック受けるんだよ。

わかるかな? 愛着を持ったゲームソフトが壊れるってことは、もう二度と失ったものを取り返せないってことだから。

 

リュウタ

リュウタ
なんだゲームソフトとか(;´Д`)

わかりづらい例えだな。

 

サソリ男くんは電話かけ直して説教を始める

チャリンコをこぎなら帰ってる途中、段々と気持ちが落ち着いてくる。

サソリ男くんがまた肩イタイと話す気だ。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
まだアイツに言いたいことがあるな。

ちょっとまた電話するよ。

 

チャリをこぎながら電話をかける。

bike-riding-2

 

プルルルル・・・ プルルルル・・・

肩イタイ

肩イタイ
はい、もしもし。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
あのぉ、さっきは包丁で襲い掛かってこようとしてたから言う暇なかったけど、今言いたいことハッキリ言わせてもらうから。

 

肩イタイ

肩イタイ
あぁ、いいよ。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
まず、いっつも何か勝負やる時に「調子悪い」とか言い訳して逃げるクセは直した方がいいですよ。

本人と対戦したことないのに「こいつクソ弱い」って言ったり、負けたりすると自分の技量じゃなく「このキャラ使えねぇ」って言うのとか。

それと、この前ゲーセンで会った時にアンタ、「ここの地域のラーメン不味い。俺の地元のラーメンのほうが全然ウメェし」とか言ってたじゃないですか?

あれ、オレだからまだよかったけど、ここの地元の人にケンカ売ってるようにしか聞こえないんでハッキリ言ってその発言やめたほういいですよ。

ブツブツブツ・・・(省略)

 

サソリ男くんのマシンガン説教トークがしばらく続いた。

18歳の高校生が24歳の浪人大学生に説教をしている構図。

 

途中で僕も電話に少し出ることになった。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
今リュウタに変わるんで、謝ってください。

 

リュウタ

リュウタ
もしもし、変わりましたよ。

 

肩イタイ

肩イタイ
さっきはごめんね。

 

リュウタ

リュウタ
今度から文句があるんだったら本人のいる前で言ってくれ。

 

肩イタイ

肩イタイ
うん。もう何も言わないから。

 

なんだかさっきより大人しく丸くなってるし。

変に慣れ合うのはなんか気持ち悪いから、サソリ男くんに携帯電話を返す。

 

サソリ男くん

サソリ男くん
ということで以上になるんだけど、今後2chで誰かの批判とかしないで大人しくしといてください。

それじゃ。

 

それから解散して家に帰ってグッタリ。。。

 

こうして、高校生最後の夏休みの思い出は終わった。

海にもいかず、山にもいかず、3年間彼女も作らず、

包丁を向けられるというスリルな体験を得たのであった。

 

この出来事でわかったこと、ゲームからでも人間性を考察できる

ファッションや音楽の趣味から心理性を把握できるように、ゲームからでもある程度の人間性も判断できるということ。

  • 「どんなキャラクターを使っているのか」
  • 「そのキャラでどんな動き方をするのか」
  • 「どんなジャンルのゲームが好きなのか」

 

格闘ゲーム大会で勝つためには色んなパターンを覚えて「相手はどんな動きをするのか、相手のクセのある動きはなにか」も考えたりもする。

攻撃や連続技ばかりガチャガチャ集中する人は、「猪突猛進」だったり「周りが見えない人」だったり。

ゲーセンで本番勝負になると、様子見から始まって防御のほうが多くってしまうのは「神経質な人」だったりするとか。

 

ゲームって他人と一緒にやると面白い。

面白いんだけどオンラインゲーム上には、困った奴も多い。

 

肩イタイの奴みたいに、負けそうになると無言でイキナリ消える奴もいれば、途中から悪口言いたい放題言ってブロックして逃げる奴もいる。

なんだか世の中ってモラルを考えれる人のほうが少ないような。

正々堂々としてる人のほうが少ないんじゃないかって。

肩イタイみたいなのが社会に交ってるから困った世の中

肩イタイ。

ホントにあれは困った。

サソリ男くんのように「あぁだこうだ」と説教したって、人間ってそうそう変われる生き物じゃないんだけど。

少なくとも、「こんなこと言われた」っていう思い出ぐらいは、奴の心に残ってくれているだろうさ。

 

ただこのような人が職場の上司となると厄介じゃないかと思う。

土壇場で言い訳する奴が上司っていうのを想像すると、、、なんかめんどくさい。

 

肩イタイの奴が挨拶を返してくれないってのも気になった。

こんな人が上司になると仮定すると、

部下が挨拶してるのに部下には無視。でも自分より上の上司にはペコペコと挨拶。

これ、ゴマすり野郎の典型でよくいる。

 

30代40代の社会人になっても平気で「死ね」「カス」「ボケが」と書き込みしてるのを知ったときなんか、

「大人っていったいなんなんだろうか」

って高校生の時によく考えさせられた。

【教師だけど質問ある?】っていうスレを現役教師が作って2chに参加してるのも不思議だったな。

 

 

とまぁ長くなるのでこの辺で。

いやもうすでに長いんだけど。

ではでは、

こんな長いストーリー的な記事を最後まで読んでくれてありがとう。

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